このページでは、abceedという英語学習アプリを使って、TOEICリーディングPart7対策の優れた問題集である「関正生のTOEIC L&Rテスト 読解 神速108問」(ジャパンタイムズ出版)を習得する際の、設定・操作法を書いていきます。
アプリも進化していて、今や紙の書籍で習得するよりずっと効率的に英語リーディング問題集・英語教材を習得することができます。下記を読み、abceed版「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」をTOEICリーディング習得の選択肢に入れるのもオススメです。
1.abceed
1.1.abceedとは
abceedは、iPhone(iOS)、Androidの両方で使える英語学習アプリです。
abceed自体は無料でインストールでき、「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」、「金のフレーズ」(TEX加藤著、朝日新聞出版)などの個別の教材を購入して使用する形態です(下記のように月額課金形態もあります)。
教材をabceedのサイトで購入すれば、iPhone・ipad(iOS)でもAndroidでも使え、複数の端末で使用可能で、端末同士を自動で同期できます。
インストールはAppStore、Google Playで、教材の購入は【abceed】からできます。
1.2.abceedの2つの使用形態
abceedには、個別の教材を購入する形態と、数千円の月額課金の形態があります。その違いは以下。
(1)教材:月額課金では、abceedに掲載されている数百の市販の英単語熟語帳・リーディング問題集(TOEIC・英検・大学入試用等)の多くを利用可能です。一方、購入する形態では、当然、購入した教材のみ使用可能です。
(2)問題レコメンド機能:月額課金では、TOEICについて、自分が解いた問題の正答率等から、AIが、スコアアップするのに適した問題をオススメし、また忘却曲線に則って適切な時期に再出題されるので、復習も自動化されています。個別購入では、このレコメンド機能はありません。
(3)辞書機能:月額課金では、教材を暗記したり解いている最中に、abceed搭載の辞書を引くことができます。個別購入では、この機能は少しだけ使えます(1~2つの日本語訳が見られます)。
(4)TOEIC予測スコア機能:月額課金・個別購入共に、TOEIC用教材を暗記・習得していくと、TOEICの予測スコアが変化していきます。これはモチベーションを維持し高める画期的な機能です。
(5)教材の使用期限:個別購入した教材はずっと使えますが、月額課金では、課金している間だけ使用可能で、課金を終えたら、全部使えなくなります。これは月額課金の大きなマイナス点です。
(6)音声:abceedに登録してある数百の教材の音声は、無料で誰でも使用可能です。
1.3.個別購入と月額課金、結局どちらが良いか?
月額課金は数千円です(課金期間により変動、詳しくは【abceed公式サイト】参照)。
TOEICを真剣に受験していて、月額数千円の出費は惜しくなくて、短期間(3~6ヶ月前後)で最大の結果を得たい場合は月額課金の方が良いかもしれません。
一方、TOEICを数年受け続けるので、延々と月額課金するのはコスパが悪いと思う方、一気に大量の問題を解かない方、並行して多数の問題集・英単語熟語帳を使わない方、また、教材をずっと使用したい方は、個別に買うのが良いでしょう。
1.4.書籍ではなくabceedで暗記するメリット
(1)超絶便利:載っている情報は書籍と同じですが、音声をすぐ聴けますし、日本語訳・解答・解説の画面もワンタッチで切り替えできます。
(2)いつでもどこでもできる:スマホがあれば、本を持ち歩くことなく、いつでもどこでもできます。
(3)復習しやすい:abceed版「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」では、間違えた問題だけを連続して復習することができます。紙の書籍よりabceedが優れている最大の特長の一つです。
(4)TOEIC対策に最適:英検・大学入試用教材もありますが、特にTOEIC用教材が充実しています。市販のTOEIC有名書籍の多くがabceedで使用可能です。
(5)TOEICスコア予測機能が秀逸:TOEIC用教材を解いていくと予測スコアが変動するので、モチベーションが続きます。
(6)メモ帳:abceedにはメモ帳機能があり、便利です。
(7)操作性が優秀:今まで多くの英単語アプリ・英語アプリを使ってきましたが、操作性に不満があることが多かったです。
しかし、abceedは、”理想的”とまではいきませんが、”紙の書籍よりはかなり使えるレベル”になっています。TOEICスコアを短期間で劇的に上げたい方、TOEIC用リーディング問題集を効率的に習得したい方、英単語を大量に暗記したい方、今までアプリや書籍での暗記がうまくいかなかった方は、一度試してみることをオススメします。
1.5.abceed・アルクsanta・スタディサプリTOEIC対策コース
abceedと似たTOEIC用英語学習アプリにアルクsantaとスタディサプリTOEIC対策コースがあります。
後2者は月額課金のみです。内容の詳細は省きますが、基礎的なリーディングから学びたい方はスタディサプリTOEIC対策コースがオススメです。問題量はabceedが最多です。
いろいろな比較サイトがありますので、検索してみて下さい。
2.abceed版「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」
2.1.「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」とは
「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」の、他のTOEICリーディング問題集への優位性は以下の2つです。
(1)音声が付いている:TOEICリーディング問題集で音声付きのものはそれほど多くありません。音声があると、音読がしやすく、リスニング対策もできるので、できるだけ音声付きのリーディング問題集を使うのがオススメです。
(2)解き方が詳しい:スタディサプリの有名講師の、効果的な解き方を習得したい方に適しています。
2.2.音読の効果
音読は、英語学習法の中で最も効果のある勉強法の1つです。
しっかり理解しながら、英語音声(分速120~150ワード)以上のスピードで音読できるまで、英文構造(SVOCM)を理解して、スラッシュ訳で20回以上和訳し、50~100回以上音読し、音読した英文を30回以上リスニング・30回以上シャドーイングすれば、以下のような効果が得られます。詳しくは【英語音読の効果】参照。
(1)初見の英文が、返り読みしないで速読できるようになる。
(2)初見の英文の英文構造(SVOCM)を素速く把握できるようになる。
(3)初見の英文で、(日本語に訳さなくても)英語を英語のまま読める部分が増える。
(4)初見の音声で、(日本語に訳さなくても)英語のまま聴いて理解できる部分が増える。
(5)英語の発音・英会話が上達する。
(6)英語語彙(英単語熟語・表現)が増え、使われ方が分かるようになる。
2.3.abceed版「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」
abceed版「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」には、書籍版の内容が全て掲載され、「問題⇒解答・解説・語注・正答の根拠」をワンタッチで見ることができ、音声もすぐ聴くことができます。間違えた問題だけを連続して復習することや、ランダムに問題を解くことも簡単で、スマホ・タブレットさえあればどこでもできます。
また、ゲーム感覚でパッパと進められ、問題を解いていくと、正答率によってTOEIC予測スコアが変動するので、高いモチベーションを維持できます。
つまり、もう書籍版「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」で勉強する意味はほとんど無いということです。
創賢塾の英語勉強法を習得されたい方のために、自宅で受講できる【英単語帳1冊を全部暗記する3ヶ月集中オンラインセミナー】【超効率的英語勉強法を習得する3ヶ月集中オンラインセミナー】【オンライン長期勉強法コース】を開講しています。関心ある方はご参照ください。
2.4.目標
【abceed版「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」】の習得目標
(1)全英文について、黙読・音読して意味が※スラスラ分かる。
(2)全英文について、スラスラ和訳できる。
(3)全問、制限時間内に、問題がスラスラ解ける。
(4)英文中の、知らなかった英単語熟語・表現の意味を全て※即答できる。
(5)全英文について、しっかり意味を理解しながら※シャドーイング・リスニングできる。
(6)全英文について、英文・英単語熟語・表現を※長期記憶に入れる。
※スラスラ・即答:スラスラ訳せたり、即答できれば、中期記憶に入り、数週間~数ヶ月忘れません。
※長期記憶:数ヶ月~数年以上もつ記憶。詳しくは下記、もしくは【記憶の原理】参照。英文を長期記憶に入れるとは、半年後、1年後でもしっかり意味を理解しながら読めて、音声を聴き取れて、問題が解ける状態を維持する、という意味です。そのためには定期的な復習が不可欠です。
※シャドーイング:英語音声を聴き、テキストを見て(上級者は見ないで)、理解しながら、それを完全コピーして約0.1秒遅れて発音する勉強法。リスニング、スピーキングに多大な効果があります。
3.abceed版「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」習得法
3.1.設定・操作・習得法
ここでは、毎日30~60分で5~10問など進めるときの、abceedでの設定・操作・習得法を書いていきます。
【abceed版「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」の設定・操作・習得法】
(1)設定
①基本設定:abceed上で「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」⇒「学習トップ」をタップ。
最下部に「習得モード」「一覧モード」「総復習モード」がありますが、「一覧モード」をタップ。
ページ上部の「学習範囲(すべて)」⇒「Chapter1(もしくは自分が習得したい箇所)」にチェック⇒「学習範囲を表示」で学習を開始できます。
②間違えた問題のみ復習するための設定法:abceed版「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」では、間違えた(もしくは曖昧な、分からない)問題のみ、復習することができます。
「学習トップ」画面で、右上の「設定の歯車(丸に3点)マーク」⇒復習条件で「要復習」+「?を付けた問題」にチェックを付ける⇒下部の「設定完了」。
そうすると、「学習トップ」画面で、「未学習〇〇問(ランダム)」の右の「復習〇〇問」の中に、「直近で間違えた問題(一度正解すると『復習』から外れます)」と「?を付けた問題」が収容されていますから、復習すべき問題だけを復習することができます。
ちなみに、「設定の歯車(丸に3点)マーク」⇒復習条件で「間違えた問題」にチェックを付けると、一度でも間違えた問題全部が「復習〇〇問」の中に表示されます。
③音声ダウンロード:ページ真ん中の「ダウンロード」をオンにし、音声をダウンロードします。
④解説:「学習トップ」画面の真ん中「ダウンロード」の下に、解説・学習法ページがあります。これは問題を解く前や解いている間に、随時見て、確認しておきます。
(2)問題を解く
①問題を解く:「学習トップ」画面で、ページ真ん中少し上の「未学習(ランダム)」もしくはその下の「Questions(もしくは自分が習得したいページ)」をタップ。
⇒リーディング問題が出されますから、それを読み、選択肢番号をタップ。
②はっきり分からないとき:解答がよく分からない、読んでいて意味が分からない箇所があるなどで、復習する必要があると判断すれば、「?」をタップしてから選択肢をタップします。
③再度解く:間違いがあれば、もしくはよく分からなくて「?」をタップしていたら、左下の「もう一度」をタップし、再度解きます。
④時間設定:解く時は、時間を意識して解きます。各問題によって設定時間が決められていますが、これは変更できます。
問題画面で、右上の「設定の歯車(丸に3点)マーク」をタップ⇒「1問あたりの解答時間」で時間設定⇒左上の「×履歴(学習設定)」でok。
⑤解説へ:1つの問題英文の中の全問(2~5問)が正解したら(もしくは2回目に解いてもよく分からなかったら)、「採点」⇒「問題一覧」⇒問題番号⇒解説ページ。
(3)英文と問題を理解する
①英文の理解:書籍版にあるのと同じ、英文・日本語訳・語注、設問英文・選択肢英文・日本語訳、正解、解説・解き方が出てきます。ここで、問題の確認をする前に、英文の確認をします。
一文ずつ読んでいき、意味の分からない英単語熟語・英文があったら、日本語訳・語注を見て意味を確認し、その場でいったん暗記し、できれば自作英単語帳・や英単語登録アプリ(後述)に書きます。
文法的に意味の分からない英文については、日本語訳や解説を読んで分かればok、分からなければ、英文法参考書等で調べたり、誰かに聞きます。その後、簡単な英文以外は3回和訳します。
②問題の理解:日本語訳・解説・解き方のポイントを熟読し、間違っている問題については、間違えた理由を確認します。そして、問題の解き方を頭に入れます。
以上が終わったら、そのまま次の問題に行くか、以下の復習に入ります。
(4)復習
①和訳・音読:リーディングの上達に音読は欠かせませんので、1英文当たり、30~100回以上の音読をします。オススメは100回です。音読のやり方は以下。詳しくは【英語音読法】。音読の効果は上述。
【問題を解くごとに、「1文ずつ3回和訳⇒1問全部の英文⇒1文ずつ5回音読⇒1問全部の英文」×2ヶ月以上(目標100回音読)】
自分にとって簡単でも難しすぎもしない英文の場合、100回音読をすれば、スラスラ読んで意味もスラスラ分かるようになり、更に、英語のまま理解できる部分も増えます。そしてそのようにした英文を20~30回以上聴けば、聴いて意味もすぐ分かるようになり、リスニングが上達します。
②リスニング:ページ下部の音声▲マークをタップし、テキストを見ないで音声を聴きます。
「音声が聴き取れなかった箇所」「意味が分からなかった箇所」があれば、リピート3秒マークをタップし、音声・意味が聴き取れるまで、何度も聴きます。3~5回聴いても音声・意味が聴き取れない箇所は、英文・日本語訳・語注を見ながら聴いて、理解します。最後まで聴いたら、今度は通して数回聴いて理解します。
③シャドーイング:ページ下部の音声▲マークをタップし、音声を聴きながら3~5回シャドーイングをします。このときも、音声・意味が聴き取れなかった箇所・発音がうまくできなかった箇所は、リピート3秒マークをタップし、音声・意味が聴き取れるまで、シャドーイングがうまくできるまで、何度も聴いてシャドーイングします。それでも意味が分からない箇所、シャドーイングがうまくできない箇所は日本語訳・語注を見ます。
その後、聴き返さずに意味が分り、問題なくシャドーイングできるまで、数回通してシャドーイングをします。
④復習法:【「3回和訳・5回音読・3回リスニング・3回シャドーイング」×10~20日(スラスラ和訳・理解しながら音読・スムーズにシャドーイング・理解しながらリスニングができるまで)】
音読の目標回数は100回です。
⑤次の問題へ:ページ上部左の「←解説(<解答・解説)」⇒「問題一覧」⇒右下の「次へ」をタップ⇒次の問題へ。以下同。
(4)設定・進め方
①文法的に完全に理解する:英文・日本語訳・解説・語注を読んでも、文法的に理解できない場合、英文法参考書やネットで調べたり、誰かに聴いて、必ず完全に文法的に理解します。
②暗記:知らなかった英単語熟語・表現は、abceed版「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」で復習しても、数回ですから、長期記憶(数ヶ月~数年以上もつ記憶)には入らず、すぐ忘れます。
よって、できるだけ、知らなかった英単語熟語・表現は全て、自作単語帳や英単語登録アプリ(後述)に書いて、別途暗記します。
③メモ帳:問題について、情報を追加したければ、メモとして書くことができます。
問題解説の画面で、最上部右の「ペンと紙」マークをタップ⇒メモしたい内容を書く⇒「メモ帳へ追加(完了)」。そうすると、解説画面で、最下部にメモ帳の内容が表示されます。
(5)進め方・復習法
abceed版「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」は以下の6つの勉強を並行して進めます。
①新規に先に進める:毎日30~60分、5~10問など、時間や問題数をある程度決めて、どんどん先に進めます。
②英文の習得:復習のメインは、上記の【「3回和訳・5回音読・3回リスニング・3回シャドーイング」×10~20日】です。この習得をやれば、問題は簡単に解けるようになります。
③直近で間違えた問題の復習:(「学習トップ」画面で、右上の「設定の歯車(丸に3点)マーク」⇒)復習条件で「要復習」+「?を付けた問題」にチェックを付けている場合、「学習トップ」画面の「復習〇〇問」に入っている問題は、直近で「間違えた問題、?を付けた問題」です(一度でも正解すると「復習」から外れます)。
その「復習〇〇問」の問題を、「毎日20分」「毎週末1時間」など、自分で決めて解き直し、解き方を熟読して習得し、「3回和訳・5回音読・3回シャドーイング・3回リスニング」の復習をして英文を習得します。
④一度でも間違えた問題の復習:復習条件で「間違えた問題」にチェックを入れると、一度でも間違えた問題が全て「学習トップ」画面の「復習〇〇問」に入ります。
上記②の「要復習」+「?を付けた問題」にチェックを付けている問題がほとんど無くなってきたら、「間違えた問題」にチェックを入れ、解き直し、解き方を熟読して習得し、「3回和訳・5回音読・3回シャドーイング・3回リスニング」の復習をして英文を習得します。
⑤全問の復習:復習条件で「習得済」にチェックを入れると、最初に正解した問題が全て「学習トップ」画面の「復習〇〇問」に入ります。
上記③の「要復習」+「?を付けた問題」+「間違えた問題」にチェックを付けている問題がほとんど無くなってきたら、「間違えた問題」にもチェックを入れ、解き直し、解き方を熟読して習得し、「3回和訳・5回音読・3回シャドーイング・3回リスニング」の復習をして英文を習得します。
⑥英単語熟語・表現の暗記:暗記すべき重要英単語熟語・表現を自作単語帳・英単語登録アプリ(後述)に書き、abceedと並行して暗記していきます。
(6)卒業
「和訳・音読・リスニング・シャドーイング」で英文を習得し、全英文を、「スラスラ和訳でき、100回以上音読して、しっかり理解しながら音読でき、音声と意味をしっかり聴き取れて、意味を理解しながらスムーズにシャドーイングできる」状態にしたら、とりあえずabceed版「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」1冊は終了し、次のTOEIC用リーディング問題集に移行します。
3.2.英単語登録・暗記アプリで暗記する
TOEICで800~900点以上取りたい場合、abceed版「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」で、知らなかった英単語熟語・表現は全て、できるだけ全部暗記します。その場合、以下の3つの方法があります。
(1)「関正生のTOEICテスト 読解 神速108問」の復習時:復習時だけだと記憶が浅いので、単語帳を作って暗記するのがオススメです。
(2)紙の自作単語帳:ルーズリーフや自作英単語帳にまとめて暗記します。
(3)英単語登録アプリ:今は、AppStore、Google Playで検索、もしくはGoogle、Yahoo!で検索すれば、使いやすい無料・有料の英単語登録・暗記アプリが沢山あります。WordHolic、分散学習帳、Anki、Quizlet、単語帳メーカー等々。
オススメは「Anki(Google PlayではAnkidroid)」です。パソコンで英単語熟語・表現を登録でき、暗記もしやすいです。ただし、iOS版は有料です(Android版は無料)。
4.記憶の原理
4.1.記憶の原理
記憶には、短期記憶(数時間~数週間もつ記憶)、中期記憶(数週間~数ヶ月もつ記憶)、長期記憶(数ヶ月~数年以上もつ記憶)の3つがあり、英語力を上げるには、理解し暗記した勉強内容の多くを長期記憶に入れる必要があります。
全ての記憶は、最初は短期記憶に貯蔵されます。短期記憶から中期記憶に移行させるには7日間(7回)以上の復習が必要であり、中期記憶から長期記憶に移行させるには2ヶ月間以上の復習が必要になります。
【短期記憶⇒7日復習⇒中期記憶⇒2ヶ月以上復習⇒長期記憶】
4.2.中期記憶に入った印
中期記憶に入った印は「スラスラ・即答・瞬間的」です。
よって、勉強するときは、「スラスラ(問題をスラスラ解ける)・即答(英単語の意味を即答できる)・瞬間的(英文・音声の意味が瞬間的に分かる)」を意識することが重要です。
創賢塾の勉強法は、全ての勉強内容を中期記憶・長期記憶に入れていくことを目的に組み立てられています。
5.終わりに
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの健闘を祈ります。
創賢塾の英語勉強法を習得されたい方のために、自宅で受講できる【英単語帳1冊を全部暗記する3ヶ月集中オンラインセミナー】【超効率的英語勉強法を習得する3ヶ月集中オンラインセミナー】【オンライン長期勉強法コース】を開講しています。関心ある方はご参照ください。