創賢塾では、英単語を2000ワードでも5000ワードでも長期記憶に入れられる具体的な暗記法(クイック・レスポンス法)と復習戦略をお教えしています。この英単語記憶指導は、他の塾・予備校・英語学校にはほとんどない当塾の特長です。
ただ、クイック・レスポンス法の詳細は、個々の条件によりやり方が異なるため、申し訳ありませんが、公開していません。
クイック・レスポンス法を習得されたい方には、以下の短期セミナー等でお教えしています。
創賢塾の英単語暗記法(クイック・レスポンス法)を習得されたい方のために、自宅で受講できる【英単語帳1冊を全部暗記する3ヶ月自宅集中セミナー】【1000英単語を暗記する1ヶ月自宅集中セミナー】【長期勉強法コース】を開講しています。関心ある方はご参照ください。
1.長期記憶に入れる英単語暗記法
創賢塾では100英単語を「1日30分×7日間(合計3.5時間)」で記憶できる方法を教えています。これは英語通訳も使っている現実的な暗記法であるクイック・レスポンス法を、長期記憶に入れられるように改良した暗記法です。
クイック・レスポンス法で暗記できる英単語数は、勉強時間に比例します。毎日30分で週100英単語(英熟語の場合は週50)、毎日1時間の場合は週200英単語暗記できます(別途、復習時間が100英単語当たり毎日5分前後必要です)。
つまり、100英単語を暗記するのに3.5時間、2000英単語(高校入試に必要な英単語数)で約70時間、復習に15~20時間、合計で90時間弱、毎日1時間で約90日(3ヶ月)で覚えられます。
【今までにない速さで英単語を覚えられました】
Fさん(中学3年生、千葉県)
私は中学三年生になり、受験対策と英検準一級の勉強をするために創賢塾の授業を受け始めました。
先生に教えていただいて一番成長したことは英単語を覚える速さです。私ははじめ、英検のために英単語を覚えたいけれどどうすれば覚えられるのだろうと疑問に思っていました。そこで先生に教えていただいた3回唱えてそれを6回繰り返して覚えるというクイック・レスポンス法を実践してみたところ、とても効果的でした。
毎日20分×約2ヶ月で英単語を500語覚えることに成功しました。今までこの速さでこの量の単語を覚えることができなかったのでとても嬉しいです。
【短時間で覚えられ、忘れにくくなりました】
Hさん(中学2年生、宮崎県)
英単語の覚え方としてクイック・レスポンス法を先生から教わりました。やり方が違っていたため、先生には何度も指導していただきました。
実際に試してみると、以前と比べてすごく覚えやすくなり驚きました。毎日30分で1週間に100単語を覚えられ、以前より効率はかなり良くなりました。
また、今までは暗記して何日かたつと、「あれ?なんだっけ?」と忘れてしまう単語が多くありましたが、忘れにくくなったと感じます。
それ以外にも、「look for〜」=「〜を探す」などの細かい部分まで暗記する事ができるようになりました。今後も続けて、単語帳全てを暗記したいと思います。他にも新しく買った「短文で覚える英単語1900」についても暗記していきたいと思います。
【クイック・レスポンス法で週100英単語以上を暗記できるようになりました】
Tさん(中学1年生、東京都)
クイック・レスポンス法(英単語暗記法)を先生にご指導いただき、英単語をわずか1週間(×毎日30分程度)で100個以上を暗記できるようになりました。
回数が大事で、そのために速くおこなうこと、毎日継続することなど、細かな指導をいただくことができ、その結果、「覚えることができた」という結果もでて、子供も英単語の暗記に関して、自信を持てたようです。
2.最も記憶効率の良い復習間隔と回数
2.1.長期記憶に定着させる方法は復習しかない
一度記憶することは誰でもできますし、やっています。問題は、一度記憶した内容を忘れないようにする方法です。
人の記憶には短期記憶と長期記憶があります。記憶した内容は、最初は全て短期記憶に入ります。短期記憶とは、一時的に記憶した記憶で、何もしないと、数時間~数週間で忘れていくような記憶です。長期記憶とは長期間忘れない(忘れにくい)記憶です。
短期記憶から長期記憶に移される記憶には、科学的に言うと、2つの種類があります。一つは強い感情を伴った記憶です。目の前で事故を見てショックを受けたとか、受験に受かって大喜びしたときの記憶などがそれに相当します。これらは1回限りの出来事ですが、長く記憶されます。
もう一つの方法は、何度も繰り返し入ってきた記憶です。繰り返して脳に入ってくる内容は、脳(具体的には海馬という器官)が重要だと判断して、長期記憶に移すのです。
英単語や英文法を勉強するとき、絶えず感情を喚起して勉強することはできませんから、勉強内容を長期間忘れないためには、復習するしかありません。
問題は、記憶法と復習の回数と間隔です。
書いて覚えればよいのか、見て覚えればよいのか、音読して覚えればよいのか。これが第一の問題です。そして、どういう間隔で何回記憶すれば忘れないのか。これが第二の問題になります。
これらの問題を解決した英単語記憶法が、当塾で教えているクイック・レスポンス法です。関心ある方はお問い合わせ下さい。
2.2.英単語記憶では音読するのが最も効率的
結論から言うと、大多数の人にとって、書いたり見るより、音読した方が記憶効率は良いです。人類は長く「話して聴いて」言語を覚えてきたので、「話して聴いて」覚える音読は、特に言語系の科目(英語・古文・漢文・現代文)では絶大な効果を発揮します。書くより物理的に時間がかからないということもあります。また、普通の人は見ただけでは覚えられません。
更に、正しい発音で覚えると、英文を音読したり話したり聴くときに役立ちます。書いたり見て記憶するのは、音で覚えないので、この点でも不利です。
2.3.英単語記憶学習で挫折する理由
多くの学生が英単語記憶学習で挫折する理由は、完全記憶するまでの復習回数と復習間隔が分からないからです。数回記憶してもしばらくたつと忘れるので、途方に暮れてしまうのです。
この問題をクイック・レスポンス法では解決しています。
創賢塾のホームページに書かれた勉強法をいち早く習得したい中学生のために【英単語帳1冊を全部暗記する3ヶ月自宅集中セミナー】【1000英単語を暗記する1ヶ月自宅集中セミナー】を開催しています。【中学生用:長期勉強法コース・短期セミナー一覧】はこちら。関心ある方はご参照ください。
【英単語帳一冊を全て覚えることができました】
Tさん(中学2年生、東京都)
私は、先生の授業を受け始めた時から、クイック・レスポンス法(英単語暗記法)で英単語を覚え始めました。一週間に100単語ずつ覚えるようにし、毎日30分、欠かさずやってきました。
始めた頃はわからない単語が沢山あり、くじけそうになったこともあったけれど、6ヶ月で、「短文で覚える中学英単語1900」という本一冊を全て覚えることができました。
そのおかげで英語のテストも20点以上あがり、少しずつ英語を好きになることができました。これからも続けていこうと思います。よろしくお願いします。
【テスト後の分析が有り難い】
Sさん(偏差値70超の私立中学1年生、千葉県)
先生からのアドバイスをもとに自ら計画を立て、中学校での初めてのテストに臨みました。結果から申しますと、英語が一番良かったです(97点)。教えていただいた英単語暗記法(クイック・レスポンス法)や音読法が役に立ったと思います。一方、自信のあった歴史が思うように点数につながりませんでした(67点)。
先生からは、テスト後の分析や復習のやり方まで丁寧に教えて頂きました。また、間違えた問題について何をどう間違えたのか、暗記のやり方について改善点を指摘してくださり大変ありがたかったです。
テストの分析をしたことで今後の課題が分かり、子供自身が「今回は先生のアドバイスを全て実行することが出来なかった。次のテストでは、先生のアドバイスを全て実行できるように対策しよう」と、今回の結果を前向けにとらえていたことに成長を感じました。
部活も始まり、限られた時間の中でいかに勉強と両立していくか。。。先生から教えて頂く効率的な暗記法を今以上に上手く活用できるように試行錯誤して欲しいと思います。
3.英単語記憶豪傑列伝
高一の夏休みに9500語の英単語を完全記憶した方法~京大卒の塾経営者・内藤勝之さんの英単語記憶体験記
「中学生の自宅学習法」内藤勝之著、産心ブックス、107~109ページ
◎11500語の単熟語集を選ぶ
私は、大学入試勉強は高3になって始めましたが、英単語だけは早く覚えておいた方が得だと考えたため、単語集だけは、高一の夏休みにマスターしました。
その時使った単語集は単語・熟語総数実に11500という膨大な量のもので、後で考えると8000程度のもので良かったのですが、どうせやるなら一番詳しいものを、という単純な理由でそれを選んでしまいました。
高一の夏休みですから、それまでに知っていた単語数は約2000足らずでした。一念発起して、休み中にこの単語集をマスターしてやろうと決心したのです。単純に計算して11500-2000=9500ですから、休みが約40日として、1日当たり200語あまり覚えなければならないということになります。そこで私は1時間に約60語覚えられると仮定して、毎日朝8時から12時まで4時間ずつかけて覚える、という計画を立てました。……
◎本当に真剣に、もの凄く集中して4時間で250語を覚える
実際に、休みの最初の日から一日も遅れることなく、8時きっかりに取りかかり、それこそ本当に真剣に、もの凄く集中して、ほとんど途中で休みも取らずに、12時まで一気にやりました。この時、一回に覚えるひとまとめの単語数は、ちょうど単語集の2ページ分で、約40~50語でした。
◎復習量が増えてスローダウンしたものの、踏ん張る
それぐらい真剣にやると何とかなるもので、最初の10日ぐらいはほぼ予定通りに1日250語ぐらいずつ覚えていくことができました。しかし、進むにつれて当然のことながらそれまで覚えた分を総復習する量がだんだん増えて、次第に進度がスローダウンし始めました。
けれども、いったん決めた以上、どうしても夏休み中にその単語集を終えてしまいたかったものですから、仕方なく午前中は新しい単語を覚えるのに使い、総復習は午後行うことにしました。
◎一生で一番良く勉強した時
もちろん、絶えず大きく声を出して発音しながら書くという作業ですから、暑い夏休みに朝から夕方までそんなことをしているのは本当に疲れました。
それでも決めたことはやり終えたいという強い決意と、実は私自身半信半疑であった無謀とも言える計画が、意外に順調に進む喜びの二つに支えられて、何とか続けることができました。(この単語に打ち込んだ高一の夏休みの後半20日間ほどが、後で考えると一生で一番良く勉強した時でした)
◎夏休み後半は朝から晩まで単語を覚えた
結局、夏休みの後半20日ほどは、朝から晩まで単語を覚えるために費やしましたが、一応予定通り、夏休みの終わりにはこの単語集を完璧に覚えていました。
この話を聞くと、たいていの人が、私が人より記憶力がよいのだろうと言います。が、実際のところ、私はどちらかと言えば記憶力が悪い方です。
◎9500語覚えられた秘訣は、記憶法と集中力
ではなぜ夏休みだけで、それだけの単語を覚えられたかと言いますと、一つは、この覚え方が非常に良いということと、もの凄く集中したという2点に尽きます。
ですから、もしあなたも、その時の私と同じくらい集中すれば、全く同じことができるはずです。
◎『勉強するとは復習することなり』
なお、この単語集のように膨大な量のものを一気に覚えた場合、もちろん記憶はそんなに長持ちしません。ですから、私の場合もせっかく覚えたことを忘れないために、その後、数ヶ月に一度は総復習を欠かさず行いました。
本当に『勉強するとは復習することなり』です。
3ヶ月弱で8000英単語以上を完全記憶した方法~英語指導者・森沢洋介さんの英単語習得記
「英語上達完全マップ」森沢洋介著、ペレ出版、168~174ページ)
◎14000語の単語集を覚え始める
23歳の夏の終わり、私は一挙に語彙を増やすべくボキャビルに取り組むことを決意しました。当時学習心理学の本などを読み、能率的な記憶の仕方などを知り染めた私は、学んだ理論を実践に移すことにしたのです。選んだテキストは14,000語弱(引用者註:うち5000語は既知の英単語)を収録した、単語集というより小型の辞書と言ったていのテキストでした。
500ページを越すその単語集の1ページ目を開いたのは9月の初旬のことでした。私はその学習理論に従い、単語の意味をしゃにむに暗記しようとは考えず、しっかりと単語を発音しながら意味内容をイメージ化していきました。resentful「憤慨している」という単語の時はぷんぷんと怒っている人をbawl「どなる、わめく」はわけのわからないことをわめき散らしている酔っ払いを頭の中で映像化するのです。……
◎2周目、ほとんど忘れていた
単語を発音しながら映像化する作業を繰り返し、テキスト全体を一回終えたのは9月の終わりでした。直ちに2回目にとりかかりました。ところが一回丁寧に影像を結んだはずでしたが、意味はさっぱり浮かんで来ませんでした。意味がわかるのは元々知っていた単語だけです。
ほとんどの人が単語(だけに限りませんが)の学習に挫折するのはこの段階でしょう。一回暗記を試みて、しばらくしてその単語を忘れていると「自分は記憶力が備わっていないんだ」と諦めてしまうのです。
私はまったくショックを受けませんでした。なぜなら件の学習理論のおかげで、一回で覚えることなどないと知っていたからです。……
◎繰り返しの威力
一回目に丁寧な作業をしていたから、影像を結び直すのも時間がかかりません。スピードが確実にアップしていました。一回目の作業には3週間程度を要しましたが、2回目を終えるのには10日程しかかかりませんでした。所要時間が半分になったわけです。
気をよくした私は3回目に取りかかりました。スピードはさらに増してきました。そのうえ、3回目になると意味がぱっと浮かんでくる単語がぽつぽつながら現れてきたのです。……3回目の作業は5~6日しかかからなかったと思います。
4回、5回と回を重ねるにつれスピードがどんどんアップしていくとともに、思い出せる単語の数がぐんぐん増えてきました。……
10回目を越したあたりでは、単語集のほぼすべての単語が瞬間的に認識できるようになっていました。ただ急速に得た知識は忘れ去るのも速いですから、私は覚えきった後も熟成のためにしばらくその単語集を回し続けました。……
◎3ヶ月弱で8000英単語を完璧に覚える
もうどのページを開いても、単語の意味がぱっと浮かび、記憶が完全に定着したと実感して、私はこの単語集によるボキャビルトレーニングを打ち上げました。11月の下旬のことでした。……
私は手持ちの単語が5,000語弱で13,000語以上収録の単語集を一秋でマスターしたのですが、これは3ヶ月弱で8,000語以上を記憶してしまったということになります。
600ページの英単語帳を夏休みに全部覚えた~筑波大学数学系教授・木村達雄さんの英単語勉強法
「合気修得への道」木村達雄著、どう出版
◎600ページの英単語帳を覚え始めた
高校三年生の夏休みに、600ページぐらいの英語の単語本にあるAからZまでの単語を覚え始めたのです。一つの単語を30回くらい声を出して書いては、毎日最初は4時間くらい、それから5時間、6時間とだんだん増やしていきました。
声を出したり手も動かしながらやる。そういう肉体的なものをやると、私はとりつかれて夢中になってしまうわけです。
◎限界は15時間36分40秒!
それで、どうせやるなら勉強する時間の限界というのを突き止めてみようと思ったわけです。毎日同じように続けるとすると、1日にやれる勉強時間には、はっきりした限界があるはずだと考え、1日10時間、12時間とだんだん増やしていきました。15時間くらいまでやってもまだ余力がある。
ところが16時間やると、どうも翌日疲れる。で、15時間30分にすると、まだ大丈夫。
15時間40分だと疲れる。。。
不思議なことに限界が本当に分かるんです。それで15時間36分40秒っていうところでずっと安定した。ですから自分の限界は15時間36分40秒だと突き止めた。それをやったときには、「試験に落ちるかもしれない」という、それまであった不安が一切なくなってしまいました。……
◎単語帳を10回繰り返す
それで、30日くらいかけてやっと1冊、「Z」、まで終わりました。ところが前の方を忘れている。これでやめたら意味がないと思い、また「A」から繰り返しました。そうしたら今度は15日で済みました。
3回やったら一応全部の単語を覚えることができましたが、念のため10回繰り返しました。10回目は1時間くらいでできました。
4.Q&A
Q:私は記憶力がもの凄く悪いので、単語帳で覚えてもすぐ忘れてしまいます。こんな私でもクイック・レスポンス法で本当に2000ワードも記憶できるのでしょうか。
A:あなたが地道にクイック・レスポンス法を毎日30分間実践することができるなら、記憶できるでしょう。今までの生徒の中で毎日30分を続けた人で月に400個覚えられなかった人はほとんどいません。覚えられなかった人も、数を減らすか期間を長くすれば、必ず覚えています。あなたにやる気がおありなら、ぜひ試してみてください。
案ずるより産むが易し(「事前にあれこれ心配するよりも、 実際にやってみると案外た やすこのページがお役に立てたら幸いです。
5.終わりに
このページがあなたのお役に立てれば幸いです。
あなたの健闘を祈ります。
創賢塾のホームページに書かれた勉強法をいち早く習得したい中学生のために【英単語帳1冊を全部暗記する3ヶ月自宅集中セミナー】【1000英単語を暗記する1ヶ月自宅集中セミナー】を開催しています。【中学生用:長期勉強法コース・短期セミナー一覧】はこちら。関心ある方はご参照ください。