成績を上げるには、勉強時間を増やし、勉強法・暗記法を改善することが必要ですが、最も重要なのは勉強時間を増やすことです。毎日の勉強時間が1時間のままで、点数だけを10点、20点上げ、90点を超えたいというのは甘い。
成績が良い生徒ほど勉強時間を取っています。自分より成績が良い生徒に勝つには毎日4時間以上、土日は8時間以上勉強しましょう。
このページでは勉強時間を増やす工夫を書いていきます。
1.勉強時間を増やす工夫
【勉強時間を増やし、集中力を上げる10の工夫】
(1)計画表を書く:創賢塾では、毎週、週間予定表を書くよう指導しています。予定表の中に、勉強すべき内容・勉強すべきテキストを全て書くことで、これをするのを忘れていた、などという勉強の漏れがなくなり、することが明確になり、勉強時間が増えていきます。
(2)すき間時間を活用する:電車やバスで通学している人は、その間に英単語などの暗記をしましょう。その際、今日はこれ、明日はこれと違ったものをやるのではなく、毎日同じ教材を暗記します。その方が効果が目に見えるからです。
例えば、英単語帳を毎日往復40分暗記すれば、それだけで週100ワード、2ヶ月で800ワード暗記できます。また、スマホなどを学校に持っていって良ければ、通学等で歩くとき、英単語帳やコミュ英の音声を聴きます。
(3)勉強時間を徐々に増やす:今まで2時間しか勉強していなかった人が、いきなり3時間、4時間にすると、反動でやる気がなくなり、勉強時間が逆に減る可能性があります。よって、勉強時間は「徐々に」増やすのがオススメです。
例えば、勉強時間が今2時間の人は、2時間15分にして2~3週間続け、慣れたら2時間半にし、また慣れたら2時間45分にする、などです。
(4)同じ種類の勉強を続けない:「数学⇒物理」「英単語暗記⇒社会の暗記」など、同じ種類の勉強を続けると頭が疲れやすいので(脳の同じ部位、近くの部位を酷使するため)、「英単語暗記⇒数学⇒英文音読⇒物理⇒社会の暗記」など、違う種類の勉強を組み合わせて続けるのがオススメです。
(5)適宜休憩を取る:人によって集中力、集中時間が異なりますので、一概には言えませんが、「50分勉強⇒10分休憩」など、自分に適した休憩を取ると、逆に実質勉強時間は増えたりします。
(6)集中時間を徐々に長くする:例えば、英単語の暗記が15分以上続かない場合、「これ以上ムリ」と思ったところから頑張って5分続けてみます。このように、少しずつ集中時間を伸ばす努力をすると、実際に集中時間は伸ばすことができます。
(7)姿勢を変える:英語の音読、英単語の音読での暗記、社会教科書の音読・黙読などを、机の前に座って勉強すると、ストレスがたまりやすく、15分以上続きにくい。
しかし、音読・黙読は机の前に座ってやる必要はないので、立ったり壁にもたれたりしゃがんだりベットに座ったりして姿勢を変えるのがオススメです。ストレスがたまりにくく、30~60分続けられるようになります。
一番ストレスがたまりにくいのは、直径1メートルくらいの円周を5~8秒かけてゆっくり歩くことです。ぜひ試してみて下さい。
(8)仮眠を取る:学校から帰ってきてすぐは、頭も身体も疲れているので、いきなり勉強をやる気にならない人も多いでしょう。その際は30~45分程度仮眠を取るのがオススメです。
ただし、1時間以上は取らないようにします。夜寝付きが悪くなり、寝不足になる可能性があります。
(9)運動する:勉強の合間の休憩中に5分ほど軽い運動-家の周りを散歩する、腕立て伏せ・腹筋運動・スクワットなど-をすると、気分が変わり、勉強しやすくなります。
(10)シャワーを浴びる:シャワーや風呂の時間を、勉強の合間に上手く入れると、気分転換になります。
例えば、土日や夏休みなどで1日10時間以上勉強したい場合、「(50分勉強⇒10分休憩しながら)3時間勉強⇒食事⇒30分仮眠⇒3時間勉強⇒散歩10分⇒2時間勉強⇒夕食⇒シャワー⇒2時間勉強」など、工夫します。
2.勉強時間を増やし、やる気を上げた実例
【1日に10時間勉強することが当たり前になった】
Yさん(高校2年生、京都府)
以前は、1日に10時間勉強する人のことをすごいと思っていたが、最近は長時間勉強することが当たり前になり、いつの間にかそれほど苦痛ではなくなった。
創賢塾で教わる前、あまり勉強していなかった頃の方が苦痛だった。なぜなら、大量の学校の宿題に追われて、しかも塾にも行っていないので何をしたらよいかわからず、その勉強の仕方で合っているという確信もなく、行き当たりばったりで勉強をしていて不安で仕方がなかったからだ。
逆に、土日や休日には10時間くらい勉強しないと成績が上がらないことを創賢塾で教わった。勉強していなかったころの自分は甘かったなと思う。
【勉強時間を伸ばせるように頑張っています】
Fさん(高校1年生、千葉県)
今月(20年4月)は、新型コロナのせいで高校の休校も決まり、家で出来るだけ長く勉強することを目標に頑張っていました。
最初のうちはなかなかうまくいきませんでしたが、最後の週では、先生に英数国の詳細な計画を作っていただいたので、6時間〜7時間は勉強できるようになりました。もっと勉強時間を伸ばしていけるようにこれからも頑張ります。
【勉強へのやる気を上げることができました】
Tさん(高校3年生、神奈川県、法政大学キャリアデザイン学部[偏差値60]合格)
成績が伸びない、受験勉強に向けてのやる気が出ないという理由で、母と塾を調べ、創賢塾に入ることを決めました。
自分でも勉強量の少なさはわかっていましたが、授業を受けてより実感できました。創賢塾の指導で毎週予定表を提出していますが、それを見てもらい、少ないことを指摘していただき、勉強へのやる気を上げることができました。
英単語は、先生から教えていただいた暗記法(クイック・レスポンス法)で、100ワードを1週間(×毎日30分)ではっきりと覚えることができました。
受験生の自覚がなかった私を変えてくださり本当にありがとうございます。これからも頑張っていきたいです。
【8時間勉強することに慣れてきました】
Sさん(中学3年生、愛知県)のお母様
コロナで自宅待機の間も先生に指導して頂けたのでとても感謝しております。自宅で受講できる、コロナでも休塾になることがない、感染の心配がないなど、スカイプ指導でなかったらと思うとゾッとします。
授業を始めてから3月末くらいまででしょうか…8時間をこなすのがとても苦しそうでしたが、4月位からはペースをつかんだようで、8~10時間勉強することに慣れてきました。
最近は休憩もさっさと終えて勉強に戻ると言って部屋に戻って行きます。促されること無く。しかも、色んな事を調べるようになりました。
凄い変化です。こんなにも変わるんですね。驚いでいます。
【勉強の習慣】
Fさん(中学2年生、石川県)
新型コロナウイルスの影響で休校中だった(2020年)3月は、先生と決めた計画に従い、1日8時間を目標に、一日一日を有意義に過ごしたので、達成感を感じました。
毎日の課題が最初はできていないことがあったけれど、先生に授業の際に勉強進行度をチェックしてもらったおかげで、だいぶ習慣づけられるようになりました。学校がはじまってもこの習慣を続けられるように頑張りたいです。
P.S.(お父様)前回授業で先生の細かいチェックや粘り強い指導に感心しました。
創賢塾のホームページに書かれた勉強法をいち早く習得したい方のために、自宅で受講できる【オンライン長期勉強法コース】【英単語帳1冊を全部暗記する3ヶ月自宅集中セミナー】等を開催しています。【小学生用:講座・セミナー一覧】【中学生用:講座・セミナー一覧】【高校生用:講座・セミナー一覧】【大人用:講座・セミナー一覧】はこちら。関心ある方はご参照ください。