このページでは、共通テストの日本史で9割以上取るための暗記戦略、特に、暗記の中心となる通史暗記の勉強法について書いていきます。
「日本史論述がある大学志望者」の日本史勉強法はこちら、「「難関私立大志望者」の日本史勉強法はこちらに書いています。
1.共通テスト日本史 受験勉強の全体戦略
1.1.このページの対象者
(1)日本史を共通テストでしか受けない国公立大志望者:理系の人など。二次に論述問題が出る国公立大文系志望者の方は【日本史の論述対策(1)通史暗記】参照。
(2)河合塾偏差値50~60レベル以下の中堅私立大学志望者:共通テストで9割取れる勉強をしていれば余裕で合格レベルに達しますから、このページを参考にしていただければと思います。
1.2.全教材と使用順序
【共通テスト日本史で9割以上取るために必要な全教材と使用順序】
(1)記憶の軸を作る教材
これは必須ではありませんが、通史暗記前の1~2年生のうちに、内容が少なく読みやすいマンガや概説書、あるいはスタディサプリなどの動画授業で記憶の軸を作ると、通史暗記の理解と暗記がかなり楽になります。
(2)通史暗記教材
日本史の受験勉強のメインは、共通テストで7~8割以上取れるだけの基礎知識(用語と歴史の流れ)を身に付ける通史暗記です。
通史暗記は、流れと用語を両方習得できる教材や「一問一答問題集+参考書」、教科書などで行います。更に、年代暗記本も1冊覚えた方が良いです。
(3)補助教材
通史暗記時には、用語の意味や人物の業績を調べるための用語集、歴史の流れを理解するための参考書、史料の解説や現代語訳が載っている史料集、写真や絵、年表・系図などを視覚的に見て理解する資料集を補助として用い、理解を深めます。
(4)共通テスト対策問題集
通史暗記後は、共通テストで8~9割以上取れるように、共通テスト過去問や共通テスト対策問題集を解き、暗記していきます。
2.記憶の軸を作る教材
2.1.記憶の軸を作る重要性
日本史のように膨大な知識を暗記しようとするとき、最初から細かい知識まで暗記しようとするのは非効率的です。
枝葉の細かい知識ではなく、まず根や幹に相当する事項(時代・天皇・権力者・各時代の代表的な出来事等とその順序)を暗記し、記憶の軸を作ると、それが記憶のフック(鉤=カギ)となり、細かい知識を暗記しやすくなります。
よって、本格的な通史暗記の前に、中心的な流れが把握しやすいマンガや概説書を読むのが重要なのです。
2.2.教材と暗記法
【記憶の軸を作るための教材と暗記法】
(1)日本史マンガ
①マンガをオススメする理由:マンガは情報量が少なく、絵があり、読み進めやすく、楽しく学習できるため、暗記しやすいからです。
②オススメは以下。
「学研まんが NEW日本の歴史」(DVD付、全12巻、学研)
「新マンガゼミナール 日本史」(全2巻、学研教育出版)
「マンガ 日本の歴史がわかる本」(全3巻、三笠書房)
「漫画版 日本の歴史」(全10巻、集英社)
最もオススメなのは「学研まんが NEW日本の歴史」です。DVD付きで記憶に残りやすく、12巻という量も、多すぎず少なすぎず、適量です。
20巻もあるようなマンガ全集は避けるのが賢明です。1周読むだけで20時間以上かかり、多数回読みにくい(=暗記しにくい)からです。
③暗記法と目標:勉強の合間などに毎日1~2冊、週10~20冊読むなどし、合計10~20周以上読んで、マンガの内容を全て常識にします。
12巻の「学研まんが NEW日本の歴史」であれば、10週間(約2ヶ月半)で10周読めて、ほぼ暗記できるはずです。
④読む時期:マンガといえども結構時間がかかるので、できるだけ1~2年生のうちに読むのがオススメです。
(2)概説書
①オススメ:マンガの次に、もしくは代わりに、以下のような概説書を読むのも役立ちます。オススメは、流れが理解しやすい「超速!最新日本史の流れ」です。
「共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる本」(650ページ超、中経出版)
「共通テストはこれだけ! 日本史B 講義編」(2冊合計450ページ超、文英堂)
「超速!最新日本史の流れ」(2冊合計420ページ、ブックマン社)
「一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書」(352ページ、SB)
「きめる! 共通テスト日本史」(350ページ超、学研)
「教科書よりやさしい日本史」(石川晶康著、256ページ、旺文社)
②暗記法と目標:小説のようにサラサラと【「週1周×10週間」で10周】読むなどして、全てを常識にします。
(3)動画授業
マンガや概説書と並行して、もしくは単独で、スタディサプリなどの動画授業で通史を見ると、通史の理解が進みます。
3.通史暗記教材と暗記法
3.1.通史暗記戦略
日本史の通史暗記戦略には、主に以下のような3つがあります。
【日本史の3つの通史暗記戦略】
(1)理解用教材+暗記教材
①理解用教材+暗記教材:「金谷の日本史 なぜと流れがわかる本」(ナガセ)のような参考書や教科書で歴史の流れを理解しながら、一問一答問題集のような暗記教材で用語を暗記します。
これが一番ノーマルな通史暗記方法であり、このページでは「参考書+暗記教材」の方法を書いていきます。
※歴史の流れとは:重要歴史用語(法律・戦争・人物等)についての「時代背景・原因・理由・目的・因果関係・主要人物・経過・結果・後代への影響」のことです。共通テストでも難関大入試・論述試験でも、歴史の流れの問題は頻出ですから、流れを理解し暗記することは最優先・最重要です。
②理解用教材:教科書、教科書よりわかりやすい参考書、講義系参考書など。
③暗記教材:一問一答問題集、穴埋め問題集(具体的には後述)。
(2)教科書を丸暗記する方法
①暗記法:教科書を10~20周前後音読したら、多くの人は、流れも用語もほぼ暗記できます。具体的な暗記法は【日本史暗記法(3)日本史教科書を丸暗記する方法】参照。
ただし、時間と根気が必要なので、理系の人や偏差値60以下の人が試みるのは厳しいでしょう。
②教材:日本史教科書、自分の志望校のレベルに合致した薄めの参考書など。
③併用教材:理解と暗記のチェックのため、後述の「流れ&用語本」、一問一答問題集、以下の書き込み教科書(山川教科書の太字部分を穴埋めにした教材)のような問題集を使います。
「書きこみ教科書 詳説日本史」(山川出版社)
(3)自分でまとめていく方法
①暗記法:定期テスト時に、教科書や参考書を使い、自分で、穴埋め問題形式、もしくは一問一答式にまとめ、暗記している人もいるでしょう。それを入試でも行う方法です。
②オススメしない:この方法はもの凄く時間がかかるので、基本的にはオススメしません。
③活用する方法:定期テスト時に自分がまとめた物が残っている場合は、それを受験勉強の最初に使って暗記するのは大変役立ちます。
また、覚えにくい箇所や流れを自分の言葉でまとめると、暗記しやすくなるので、暗記の補助としてまとめを使うのは大いに活用すべきです。
3.2.教材の選択法
自分が受験で使う教材を(仮に)決め、定期テストの時に、それで暗記してみます。
それで上手くいったら、受験勉強も乗り切れる可能性が高いでしょう。
3.3.教材と暗記法
【「理解用教材+暗記教材」の戦略で使う教材の選択肢と暗記法】
(1)「流れ&用語本」
①流れ&用語本とは:流れと用語を1冊で暗記できる、薄めの教材のことです。
②オススメの理由:流れ&用語本では、歴史の流れが簡潔な文章にまとめられ、その中で暗記すべき用語が赤字で書かれており、共通テストレベルの用語と流れを効率的に暗記できます。
③選択肢:以下。
「時代と流れで覚える! 日本史B用語」(165ページ、文英堂)
「最速で覚える日本史用語」(207ページ、学研プラス)
「瞬間記憶! つなげて覚える日本史B用語」(224ページ、かんき出版)
「スピードマスター日本史問題集」(122ページ、山川出版社)
「共通テストはこれだけ! 日本史B 講義編」(2冊合計456ページ、文英堂)
この中では「時代と流れで覚える! 日本史B用語」が最もオススメです。とても薄い問題集でありながら、共通テストに必要な用語が必要十分なだけ覚えられ、まとめの図表が豊富で、共通テストレベルの暗記が効率的にできます。
④暗記法:【「時代と流れで覚える! 日本史B用語」暗記法】参照。
⑤理解用教材:本書を読んでいて意味が分からない箇所があれば、教科書、後述の参考書・用語集などを参照し、理解に努めます。調べた内容は欄外などに書いておきます。
(2)一問一答問題集+理解用教材
①理解と暗記:理解用教材で歴史の流れを理解しながら、一問一答問題集で用語を暗記します。
②選択肢:以下。レイアウトや構成の好みもあるので、書店で手に取って選ぶのが良いと思います。オススメは「共通テスト 日本史B一問一答【完全版】」です。
「共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる一問一答」(角川)
「共通テスト 日本史B一問一答【完全版】」(東進)
「山川 一問一答日本史」(山川出版社)
「一問一答 日本史Bターゲット4000」(石川晶康著、旺文社)
「入試に出る 日本史B 一問一答」(Z会)
「日本史B一問一答【必修版】」(東進)
③一問一答問題集暗記法:【「東進 日本史B一問一答【完全版】」暗記法】参照。
④理解用教材1:教科書:入試に必要な知識は全て教科書に入っているので、教科書を5周、10周読めるなら、教科書がベストです。
⑤理解用教材2:教科書は説明が簡略で、知らない知識が多いと理解しにくいので、以下のような、解説が詳しめの参考書を使うのも良い方法です。オススメは「共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる本」です。
「教科書よりやさしい日本史」(256ページ、旺文社)
「きめる! 共通テスト日本史」(350ページ超、学研)
「超速!最新日本史の流れ」(全2冊、合計420ページ、ブックマン社)
「共通テストはこれだけ! 日本史B 講義編」(全2冊、合計450ページ超、文英堂)
「共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる本」(650ページ超、中経出版)
「金谷の日本史 なぜと流れがわかる本」(4冊1000ページ弱、ナガセ)
「これならわかる!ナビゲーター日本史B」(4冊1000ページ弱、山川出版社)
⑥教科書・参考書の読み方:一問一答問題集の暗記箇所に該当する箇所を週3周ほど読んで理解します。詳しくは【「東進 日本史B一問一答【完全版】」暗記法】参照。
創賢塾のホームページに書かれた勉強法をいち早く習得したい高校生のために、自宅で受講できる【5教科の受験勉強法を習得する3ヶ月自宅集中セミナー】【長期勉強法コース】を開講しています。【オンライン講座・セミナー一覧】はこちら。関心ある方はご参照ください。
【日本史の受験勉強法が分かってきました】
Yさん(高校3年生、海外、早稲田大学進学)
日本史の勉強では、定期的に復習することで原始から現在勉強している範囲までをきちんと覚えていられるようになりました。
今までは新しいところばかりを重点的に勉強してしまい、前の範囲が頭からかなり抜けていることが多かったです。でも、創賢塾で教えられた通り、計画を立てて前の内容も忘れず毎週復習していくと、新しい知識が増えていってもしっかり身に付いていました。
新しい分野と前の分野を勉強するので最初は時間がかかり大変ですが、何回もやっていくと短時間でできるようになりました。
3.4.年代・年表・最高権力者の暗記
共通テストで90点以上取りたい場合は、上記の通史暗記教材を暗記しながら、もしくは通史暗記後、以下の年代と年表、最高権力者名も暗記した方が良いです。
【年代・年表・最高権力者の暗記法】
(1)年代暗記
①年代暗記は必要:直接問われることは少なくても、知っていれば、頭が整理でき、共通テストでも私立大入試でも大変役立ちます。
②時期:通史暗記と並行して、もしくは通史暗記後に暗記します。
③選択肢:以下。
「元祖 日本史の年代暗記法」(旺文社)
「まんが必修年代暗記法日本史」(文英堂)
「高校 マンガとゴロで100%丸暗記 日本史年代」(受験研究社)
「新 日本史 頻出年代暗記」(学研教育出版)
中でも「元祖 日本史の年代暗記法」は年号だけでなく、将軍や戦乱などのまとめも多く、オススメです。
④暗記法:【「元祖 日本史の年代暗記法」習得法】参照。
(2)年表暗記
①年表:通史暗記中、もしくは通史暗記後に、教科書の巻末にある8~10ページほどの年表(年代、最高権力者名、政治・経済・社会の出来事、文化)を暗記します。
世界の歴史用語は、必要性が低いので、暗記しなくて結構です。
②メリット:年表を暗記することで、日本史の大きな流れを正確に記憶でき、知識が整理できます。特に、共通テストや私大入試で頻出する「年代順並べ替え問題」が解きやすくなります。
③暗記法:【日本史暗記法(1)年表暗記法】参照。
(3)最高権力者名の暗記
①最高権力者名:年表に書いてある、平安時代までの天皇名、鎌倉時代以降の将軍・執権名、明治時代以降の首相名を順番に暗記します。
②メリット:最高権力者名を順番に暗記することで、歴史の流れがより明確になります。
③暗記法:【日本史暗記法(1)年表暗記法】参照。
3.5.通史暗記の補助教材
【通史暗記の補助教材】
(1)用語集:意味の知らない用語や初めて見た人物名等は覚えにくいので、用語集で調べ、用語集にマーカーを引き、理解します。そして必要に応じて、要約を自分の暗記教材にメモしておきます。
オススメは、最も使われている山川の「日本史用語集」です。
「日本史用語集」(山川出版社)
「日本史用語集〈究〉」(河合塾)
「日本史用語集」(旺文社)
「必携日本史用語」(実教出版)
(2)詳しい参考書:自分の暗記教材や理解用教材の文章を読んで流れや内容が理解できない箇所があるとき、以下のような参考書で調べ、理解します。そして必要に応じて、要約を自分の暗記教材にメモしておきます。
「詳説日本史研究」が最も詳しいです。
「詳説日本史研究」(約560ページ、山川出版社)
「石川晶康 日本史B講義の実況中継」(4冊1500ページ超、語学春秋社)
「金谷の日本史 なぜと流れがわかる本」(4冊1000ページ弱、ナガセ)
「これならわかる!ナビゲーター日本史B」(4冊1000ページ弱、山川出版社)
(3)史料集:教科書や参考書掲載の史料を読んで意味が分からないとき、日本史史料の解説や現代語訳が載っている以下のような史料集で、理解を深めます。
オススメは「詳説日本史史料集」です。
「詳説日本史史料集」(山川出版社)
「新詳述日本史史料集」(実教出版)
「石川晶康 日本史B講義の実況中継」(史料の現代語訳掲載、語学春秋社)
「日本史史料一問一答【完全版】」(東進)
(4)資料集:自分の暗記教材に載っている用語・内容を、資料集の写真・史料・年表で確認することで、視覚的に理解・暗記しやすくなります。
学校で配られている資料集で良いです。持っていなければ「山川 詳説日本史図録」がオススメです。
「山川 詳説日本史図録」(山川出版社)
「図説 日本史通覧」(帝国書院)
【創賢塾の勉強法で、テストの点数が21点上がりました】
Mさん(高校2年生、東京都)
私立文科系志望で選択科目は日本史です。高校2年生までは英語を主体に勉強をしてきました。
社会の選択科目は日本史で、やることはやっていましたが、ただ単純に一問一答を暗記するだけでした。この方法では学校の定期試験も60点台で頭打ちの状態でした。
創賢塾を受講するようになり、先生から最初に教えていただいた勉強方法はまず日本史流れを徹底的に理解しなさいということでした。具体的には「日本史石川の実況中継」を範囲を決め5回黙読すること、そしてその範囲の一問一答を20周暗記するということでした。
実況中継を一周するときは少し苦労しましたが、2周めはそれほど大変でもありませんでした。そして2周した後からは一問一答の暗記の定着率がとても上がりました。最終的に5周した時には以前の方法に比べると格段に暗記の定着率が上がったと実感しました。
最近期末試験が終わったのですが、日本史のテスト結果は82点でした(前回から21点アップ)。やはり創賢塾の勉強方法はすごいと実感しました。
4.共通テスト対策問題集
通史暗記を終えたら、共通テスト対策問題集をどんどん解いていき、習得していきます。
共通テスト対策問題集には以下の4種類があり、オススメの順番に書きます。
【共通テスト対策問題集と習得法】
(1)共通テスト過去問問題集
①共通テスト過去問問題集とは:共通テスト過去問約15~20年分を時代順・分野別に配列し直して編集した問題集のことです。
②問題集:以下のようなものがあります。
「ベストセレクション 共通テスト 日本史B重要問題集」(200ページ弱、実教出版)
「共通テストへの道 日本史」(約150ページ、山川出版社)
オススメは「ベストセレクション 共通テスト 日本史B重要問題集」です。「共通テストへの道 日本史」より解説が詳しくなっています。
③最優先:通史暗記後にまず習得すべき問題集は、共通テスト過去問問題集です。共通テストに出そうな重要問題がほぼ網羅されており、過去問より効率良く理解・暗記が進み、日本史の基礎を確立できます。
④習得法:【「ベストセレクション 共通テスト 日本史B重要問題集」習得法】参照。
(2)共通テスト過去問
①共通テスト日本史の過去問集:以下のようなものがあります。
「共通テスト過去問研究 日本史B」(教学社)
「共通テスト過去問レビュー 日本史B」(河合塾)
②目標:共通テスト過去問問題集1冊を習得した後、過去問を10年分以上解いて習得することで、8~9割以上を目指します。
③習得法:【日本史の共通テスト対策(2)過去問習得法】参照。
(3)共通テスト形式のオリジナル予想問題集
①問題集:単元別になっておらず、共通テストと同じ形式です。以下のようなものがあります。
「大学入学共通テスト実戦問題集 日本史B」(駿台)
「共通テスト総合問題集 日本史B」(河合塾)
「東進 共通テスト実戦問題集 日本史B」(東進)
「共通テスト実戦模試(11)日本史B」(Z会)
「大学入学共通テスト 日本史B予想問題集」(角川)
②時期:共通テスト直前に、余裕があれば解いて習得します。
③習得法:形式は共通テスト過去問と同じなので、習得法は【日本史の共通テスト対策(2)過去問習得法】参照。
(4)単元別の問題集
①問題集:共通テスト過去問を主に掲載し、単元別に配列し直した問題集で、以下のようなものがあります。
「大学入学共通テスト 日本史B 実戦対策問題集」(旺文社)
「短期攻略 大学入学共通テスト 日本史B」(駿台)
「ハイスコア! 共通テスト攻略 日本史B」(Z会)
②重要性は低い:共通テスト過去問問題集と内容がかぶり、共通テスト過去問問題集の方が網羅性がありますから、この種の問題集の重要性は低いです。
5.終わりに
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
皆さんが日本史の暗記戦略を作るのに、このページが少しでもお役に立てれば幸いです。
あなたの幸運を祈ります。
創賢塾のホームページに書かれた勉強法をいち早く習得したい高校生のために、自宅で受講できる【5教科の受験勉強法を習得する3ヶ月自宅集中セミナー】【長期勉強法コース】を開講しています。【オンライン講座・セミナー一覧】はこちら。関心ある方はご参照ください。
【センター試験の世界史で97点を取れました】
Sさん(高校3年生、東京都、立教大学文学部英米文学科[河合塾偏差値60]合格・進学)
私は高校受験の時に塾に行かなかったので塾の雰囲気がわからず抵抗感がありました。大学受験となるとやはり塾に行くべきなのかと思ったけれど慣れない場所で勉強をすることに不安を抱いていました。そんな時に母が創賢塾を見つけてきてくれて、ここならどこにも通わなくていいのでここにしました。
そんな単純なきっかけで始めた創賢塾でしたが、始めてみるとその宿題の多さに驚きました。毎週毎週本当に地獄のようでしたが、今思うとそれだけやったから納得のいく結果を得られたのだと思います。
勉強内容について、私はすごく現代文が苦手だったので現代文を中心に授業をしていただきました。 授業をしていって私は解き方がぜんぜんできていないのだと気付きました。解き方を教わり問題をたくさんこなしていったら得意とまではいかなくても苦手とは感じなくなりました。
また、問題集を何周も繰り返すことはとても大事だと思いました。一周しただけでは記憶に残らないしやった意味が全く無いのだとわかりました。このひたすら復習をするという勉強をしたおかげでどんどん学んだことが定着していきまし た。
そして世界史がなかなか伸びずにいきづまっていた時に年号を覚えることをすすめていただいたことによって、世界史が得意になりました。模試では6割くら いだったのに本番のセンター試験では97点をとることができました。
全体を通して、顔が見えない授業だからこその緊張感があることによって頑張ろうという気持ちになれたのでよかったです。また集団授業とは違ってひとりひとりに合わせて勉強計画を立ててもらえるので自分に合った勉強方法で進めることができました。
模試の結果が良くても悪くても冷静に分析して次にやることを的確に指示していただいたり、過去問の英語・現代文などで私がわからないことに対して理解できるまで教えていただいたりしたことが本当に良かったです。受験は不安になることが多いですがいつも淡々と授業をしてくれた先生のおかげで焦らないでしっかりやっていけば大丈夫だと思えました。
創賢塾で1年間やってきてすごくよかったし感謝しています。大学生になって英語を頑張ってさらに自分を高めていきたいです。そして大学生活を楽しみます。
本当にありがとうございました。
合格:明治大学文学部英米文学科(偏差値60)、法政大学等。