英検準2級の超効率的勉強法

このページでは、英検3級に合格している小学生・中学生・高校生が、英語力全体を効率的に上げながら英検準2級に合格したいとき、どういう教材を使い、どうやって勉強していったらよいかを書いていきます。

1.英検準2級

1.1.英検準2級(高校中級レベル)の試験内容

(1)一次試験

 ①筆記:リーディングテスト(マーク式)
 ②筆記:ライティングテスト(記述式)
 ③リスニングテスト(マーク式)

(2)二次試験:面接:スピーキングテスト(1対1で約6分)

1.2.英検準2級の勉強

英検準2級で必要になる勉強内容は、英文法、英単語熟語の暗記、リーディング(長文読解)、リスニング、ライティング(英作文)、スピーキング(英会話)です。

以下では、それぞれの勉強内容と推薦教材について、勉強法・習得法を書いていきます。

2.教材選択

2.1.全体方針

基本的に、創賢塾では、小・中・高校生が英検を受験するときに使う教材として、過去問集以外、英検用の教材はあまり薦めていません(大学生・社会人の方、英検準1級・1級は別)。

代わりに、学校の英語教科書・教材、中学英文法全体・高校英文法全体が入った英文法参考書・問題集、高校入試用英単語熟語集・大学入試用英単語熟語集などの普段使う(あるいは先取りで使う)教材をメインにするように勧めています。

その理由は以下の3つです。

(1)定着性:英検専用の教材は、英検1ヶ月ほど前から使い始め、英検が終わったら使わなくなり、すぐに忘れてしまうから。

 一方、上記推奨教材なら、学校の勉強や受験勉強にも日常的に使えます。その結果、英語力を上げることができます。

(2)体系性:英検用の教材、特に英文法教材は、準2級、2級、準1級とブツ切れで、体系的に習得しにくいから。

 一方、中学英文法参考書、高校英文法参考書なら、それぞれ1冊で体系的に勉強できます。

(3)英検と学校教育:英検の級と学校の英語教育・入試はリンクしていて、学校の教材・入試用教材を勉強すれば、英検に対応できるから。

以上のような理由で、このページでも、普段は学校の勉強+αで英検に対応できるように英語力全般を引き上げ、英検1~2ヶ月前から英検の過去問を解いて習得する勉強法を書いていきます。

普段の勉強・テスト勉強は【中学生の定期テスト満点戦略(3-1)英語】、【高校生の定期テスト満点戦略(3-1)コミュニケーション英語】参照。

2.2.メイン教材

英検準2級は高校中級(高1~2年)レベルで、高1~高2コミュニケーション英語教科書(+ガイド)と、高校英文法参考書(「総合英語」)・問題集を中心に勉強するのがオススメです。理由は以下。

(1)メイン教材としてコミュニケーション英語教科書をオススメする理由

 ①英語力全体を引き上げるのに、コミュニケーション英語教科書以上の教材はないから。

 コミュニケーション英語教科書は、大学教授・高校教師・中学教師などの英語の専門家が何十人も関わって作られており、簡単な内容から徐々に難しくなり、英文法や英単語熟語の選定も厳密です。

 そして、コミュニケーション英語教科書をしっかり習得すれば、英語力全体=「英文法、英単語熟語、リーディング、リスニング、ライティング(英作文)、スピーキングの能力」を引き上げられます。こんな教材は他にありません。

 ②高1~高2コミュニケーション英語教科書(+ガイド)を順々に進めていけば、英語力を徐々に高められると同時に、英検の勉強も兼ねられるから。

 ③コミュニケーション英語教科書・中学英語教科書は、予習し、学校で習い、復習し、テスト勉強で集中的に勉強するなど、強制的に何度も勉強する必要があり、定着しやすいから。

 ④市販の中学英語教科書ガイドには、英語教科書の英文・日本語訳・文法的解説・英単語熟語の意味等が載っており、QRコード経由で音声も聴けるから。よって、小学生でも、(一般の書店で売っていない)中学英語教科書を買う必要はありません。

 高校のコミュニケーション英語教科書の場合は、ガイドだけ買っても音声は聴けず、コミュニケーション英語教科書も買う必要がある場合が多いです(Amazon等で購入可能)。

 ⑤小中学生が、高1~高2コミュニケーション英語教科書(+ガイド)で勉強すれば、高校英語の先取り学習になり、大学入試にも対応できる英語力を培えるから。

(2)メイン教材として高校英文法参考書・問題集をオススメする理由

 ①中学~高校英文法全体が入った英文法参考書(「総合英語」)であれば、英検準2級~1級まで1冊で済み、中学~高校英文法を体系的に学べるから。

 ②「総合英語」を習得すれば、大学入試レベルの英文法力を培えるから。

 ③小学生も、最初から英文法を学んだ方が良いから。

 小学生で英検を受験する方の多くは、英文法を体系的に学んでいないので、英文法が苦手です。しかし、3級⇒準2級⇒2級と進む中で、英文法が苦手な方はどこかで壁に当たり、合格しにくくなります。よって、早期から英文法を勉強するのがオススメです。

2.3.教材習得の全体方針

学校の英語教科書にしろ、英検の過去問集にしろ、使う教材は全て、ただ読む、解くだけでなく、習得するべきです。

(1)英語教科書の習得:スラスラ和訳できる+しっかり理解しながらスラスラ音読できる+英単語熟語の意味を即答できる+英文法例文をスラスラ英作文できる+音声を聴いてほぼ完全に理解できるようにします。

(2)英文法参考書・問題集の習得:英文法例文をスラスラ英作文できる+英文を文法的に解説でき、和訳できる+英単語熟語・発音・不規則動詞の活用などの暗記事項を暗記する+全問題をスラスラ解けるようにします。

(3)英検過去問集の習得

 ①長文問題:スラスラ和訳できる+しっかり理解しながらスラスラ音読できる+英単語熟語の意味を即答できる+スラスラ問題を解けるようにします。

 ②リスニング問題:発音を全部聞けて、英語音声の意味もしっかり分かって、問題もスラスラ解けるようにします。

 ③ライティング問題:スペル等のミスなく、文章構成・内容も問題なく、スラスラ書ける」ようにします。

 ④スピーキング問題:文法的な誤りがなく、正確な発音で、適切な内容を、スラスラ言えるようにします。

このように習得して初めて、英語力が上がり、合格に近づくのです。

【英検のリーディングのスコアが100以上、上がりました】

Tさん(高校3年生、神奈川県、法政大学キャリアデザイン学部[偏差値60]合格)

以前より、英単語の暗記英文法問題集音読などを毎日継続しないといけないことは分かってはいたのですが、なかなか続けることができませんでした。しかし、先生に教わり始めてから、だんだん英単語暗記音読を続けることができるようになってきました。

そんな中、英検2級の一次の結果が先日出ました。前回リーディングのスコアが469だったのですが、今回573で、100も上がりました。前回より解けた感触があり、分かる問題が増えていました。これは、明らかに、先生から教えていただいた英単語の暗記法音読を半年間続けたからだと思います。

二次試験もスコアが少しでも上がるように、このまま頑張っていこうと思います。

3.英語教科書習得法

3.1.英語教科書+教科書ガイド

中高生であれば、英検に関係なく、学校の英語教科書のガイドは買った方が良いです。なぜなら、教科書ガイドには、英語教科書の英文・日本語訳・文法的解説・英単語熟語の意味・発音記号等が載っており、テストで高得点を取ったり、先取りするには必須だからです。

教科書ガイド ニュークラウン 中学英語3年」(三省堂)
教科書ガイド ニューホライズン 中学英語3年」(文理)

CROWN English Communication I~Ⅱ」(三省堂)
ELEMENT English Communication I~Ⅱ」(啓林館)

高校教科書ガイド 英語 三省堂版 クラウン E.C.1~2年」(文研出版)
高校教科書ガイド 英語 啓林館版 エレメント E.C.1~2年」(文研出版)

3.2.英語教科書習得法

英語教科書(+ガイド)では、本文(英文)を中心に、「和訳+音読+英単語熟語暗記+例文暗記+リスニング」をして、習得=「スラスラ和訳できる+しっかり理解しながらスラスラ音読できる+英単語熟語の意味を即答できる+英文法例文を英作文できる+音声を聴いて理解できる」ようにします。

(英検3級に合格している)幼児~小学生~中学3年生であれば、中3英語教科書⇒高1コミュニケーション英語教科書⇒高2コミュニケーション英語教科書へ順々に進めます。

高校1年生であれば、高1コミュニケーション英語教科書⇒高2コミュニケーション英語教科書へ進めます。

高校2年生であれば、とりあえず、高2コミュニケーション英語教科書だけで良いでしょう。

詳しい習得法は【中学生の定期テスト満点戦略(3-1)英語】、【高校生の定期テスト満点戦略(3-1)コミュニケーション英語】参照。

3.3.「教科書ワーク

中学英語教科書には、教科書ごとに4~5種類の準拠問題集が発売されています(「中間・期末の攻略本」「教科書ぴったりトレーニング」等)。準拠問題集は1冊買った方が良いです。中でも「教科書ワーク」が最もオススメです。

中学教科書ワーク 英語3年 三省堂版ニュークラウン」(文理)
中学教科書ワーク 英語3年 東京書籍版ニューホライズン」(文理)

教科書ワーク」をオススメする理由は以下。

(1)「教科書ワーク」には、英語教科書の英単語帳・例文集が付いているから

(2)「教科書ワーク」には、各レッスンに模擬テストが3回分付いているから。

(3)「教科書ワーク」は問題量が多いから。

(4)準拠問題集により、英語教科書の理解と暗記のチェックができるから。

3.4.準拠問題集習得法

中学英語教科書の1レッスンを習得したら、準拠問題集の同じレッスンを3~5回解いて、スラスラ解けるようにします。

コミュニケーション英語教科書のワークが手に入る場合は、同様に1レッスンごとに3~5回解いて習得します。

4.英検準2級用英文法教材と習得法

英検準2級に必要な英文法は、中学英文法~高校英文法の一部(関係副詞、使役動詞、比較の応用等)、です。高校英文法の中でも準2級に出やすい分野と出にくい分野があるので、特に中学生にとっては、対策はやっかいです。対策法の選択肢は以下です。

4.1.中学英文法だけで勝負する

中3までの英語教科書と中学英文法全体をしっかり習得できている、英語が得意な小中学生であれば、高校英文法を知らなくても、受かる人は多いです。よって、まずは下記の中学英文法参考書・問題集で中学英文法を習得します。

スーパーステップ 中学英文法 1-3年」「同 問題集」(くもん)
くわしい 中学英文法」(文英堂)
キク中学英文法」(アルク)
これでわかる 中学英文法」(文英堂)

オススメはスーパーステップ 中学英文法 1-3年」「同 問題集」です。

習得法は【「スーパーステップ 中学英文法 1-3年」習得法】【「スーパーステップ 中学英文法 1-3年 問題集」習得法】参照。

4.2.中学英文法+αで勝負する

中学英文法を習得し、余裕がある小中学生は、過去問に出てきた、文法的に分からない箇所を「総合英語」(高校英文法参考書)で調べたり、英語の先生に聞くなどして、理解し暗記していきます。

総合英語 Evergreen」「総合英語be」(いいずな書店)
チャート式 基礎からの新々総合英語」(数研出版)
ジーニアス総合英語」(大修館書店)
Vision Quest 総合英語 Ultimate」(啓林館)
ZESTAR 総合英語」(Z会)

4.3.英検準2級用参考書を活用する

合格水準に少し足りない小中高生で、手っ取り早く英検準2級の高校英文法範囲を勉強したい人は、以下のような英検準2級用参考書を購入して勉強するのも良いでしょう。

英検準2級 を ひとつひとつわかりやすく」(学研)
中学生のための英検準2級合格レッスン」(旺文社)

4.4.高校英文法をしっかり勉強する

以下のような方は、高校英文法をしっかり勉強し、習得していきます。

(1)英語が超得意で、準2級⇒2級⇒準1級を視野に入れている小学生~(高校入試がある)中学1~2年生。
(2)英語が得意で、高校入試がなく、準2級⇒2級⇒準1級を視野に入れている中学生。
(3)高校生。

教材は上記の「総合英語」(+スタディサプリなどの動画授業)がオススメです。勉強法は【「総合英語」で英文法をマスターする方法】参照。

問題集は、まずは「総合英語」中の問題を解けるようにします。それを習得したら、状況に応じて、「総合英語」準拠の問題集や大学入試用英文法問題集を進めていきます。

総合英語Evergreen 完全準拠文法問題集」(いいずな書店)

英文法・語法問題ベスト400」(学研)
今井の英文法教室 上下」(ナガセ)
世界一わかりやすい 英文法・語法の特別講座」(関 正生著、角川)
英文法・語法Vintage」(いいずな書店)
Next Stage英文法・語法問題」(桐原書店)

5.英単語暗記

5.1.英検3級レベルまでの復習用英単語熟語集の選択

英検3級(中卒レベル)までの英単語熟語に不安がある場合は、以下のような英単語熟語集で暗記していきます。

(1)高校入試用英単語熟語集:英検3級までの英単語熟語をほぼ含んでおり、高校入試がある場合はどうせ覚えないといけないですから、最もオススメです。

 高校入試がない場合でも、中学で覚えるべき英単語熟語を全部暗記してから高校進学した方が良いです。

短文で覚える中学英単語1900」(文英堂)
キクタン【中学英単語】高校入試レベル
」(アルク)
中学版システム英単語
」(駿台)
中学英単語MAX3200
」(文英堂)

(2)「中1~3年用教科書ワーク」付属の英単語熟語集:これまでこの英単語熟語集を暗記してきたのなら、これでも構いません。ただ、網羅性が足りず、発音記号・カタカナ発音や例文・フレーズ・派生語がないので、高校受験用英単語熟語集より優先順位は落ちます。

(3)英検3級用の英単語熟語集:英検だけのためにわざわざこれを買って暗記するのは、お金も時間も無駄です。

 ただ、既に持っていて、高校入試がない、もしくは中2以前なら、これでも良いでしょう。

英検3級 でる順パス単」(旺文社)

5.2.英検準2級(高校1~2年生)レベルの英単語熟語集の選択

(1)大学入試初級英単語熟語集:これは、英検と大学入試の勉強を兼ねられますから、最もオススメです。

 大学入試用英単語熟語集には主に2種類あり、1500~2000ワード前後収録の大学入試初級英単語熟語集(高校1~2年生用)と、2000ワード前後収録の大学入試上級英単語熟語集(高校2~3年生用)です。

 英検準2級は大学入試初級英単語熟語集で十分対応できますので、まずは1冊暗記し、それを終えたら大学入試上級英単語熟語集に進みます。

<大学入試初級英単語熟語集>

「英単語ターゲット1400」(旺文社)
「データベース3000基本英単語・熟語」(桐原書店)
「必携 英単語 LEAP Basic」(数研出版)
システム英単語 Basic」(駿台文庫)

<大学入試上級英単語熟語集>

「英単語ターゲット1900」(旺文社)
「データベース 4500 完成英単語・熟語(桐原書店)
必携英単語LEAP」(竹岡広信著、数研出版)
システム英単語」(駿台文庫)
鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁」(角川)
DUO3.0」(アイシーピー)

(2)英検準2級用の英単語熟語集:英検だけのために買って、1ヶ月だけ暗記しても定着しませんし、高校生なら、大学入試用英単語熟語集を別途暗記しているでしょうから、オススメしません。

英検準2級 でる順パス単」(1500英単語熟語:旺文社)

5.2.2000英単語を90時間で覚えられる英単語暗記法

創賢塾では、大量の英単語熟語を長期記憶に入れる暗記法(クイック・レスポンス法)を教えていますが、個々の条件により暗記法が異なるため、申し訳ありませんが、公開していません。

クイック・レスポンス法を習得されたい方には、以下の短期セミナー等でお教えしています。体験談は【2000英単語を3ヶ月(90時間)で記憶する方法】参照。

創賢塾の英単語暗記法(クイック・レスポンス法)を習得されたい方のために、自宅で受講できる英単語帳1冊を全部暗記する3ヶ月集中オンラインセミナー】【1000英単語を暗記する1ヶ月集中オンラインセミナー】【長期勉強法コース】を開講しています。関心ある方はご参照ください。

クイック・レスポンス法は、英語通訳も使っている短期記憶に入れる暗記法を、長期記憶に入れられるように創賢塾で改良した暗記法です。

クイック・レスポンス法で暗記できる英単語数は、勉強時間に比例します。毎日30分で週100英単語(英熟語の場合は週50)、毎日1時間の場合は週200英単語暗記できます(別途、復習時間が100英単語当たり毎日5分前後必要です)。

つまり、100英単語を暗記するのに3.5時間、2000英単語(標準的な大学入試英単語熟語集掲載の英単語数)で約70時間、復習に15~20時間、合計で90時間弱、毎日1時間で約90日(3ヶ月)で覚えられます。

【覚える単語が増えることがうれしく、自信がつきました】

Yさん(30代会社員、TOEIC800,東京都)

英単語暗記集中オンラインセミナー受講
使用英単語熟語集:「キクタンTOEIC L&R テスト SCORE 990」「TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ
記憶した英単語数:1,337。
かかった日数・時間:21日、43時間。

ずっと単語集を使って自分流で勉強していたのですが、自分の成長が感じられなかったので、申し込みをしました。

授業を受けて、私は、覚えている単語だけを繰り返し勉強しており、勉強時間が少なく、自分に甘いことに気付きました。単語を覚えたくて、教えていただいた方法(クイック・レスポンス法)をきちんと守り、毎日行いました。

規定時間より短い日も時にはありましたが、どんなことがあっても単語帳は毎日必ず開くようにしました。

覚える単語が増えることがうれしく、日々をこなすことが出来ました。その自信により、覚えられない単語も、これから覚えられるんだと思うと、落ち込むことも減りました。

これからもこの暗記法を続けていくことで、覚えた単語が増えていくこと、これらが私の頭の中で定着していくことが楽しみです。

6.リーディング(長文読解)対策

6.1.リーディング教材と勉強法

英検準2級のリーディング対策で使うべき教材とその勉強法は以下の通りです。

(1)中3~高2年英語教科書(+ガイド):自分の学年の英語教科書をまず、上記のように「和訳+音読+英単語熟語暗記+例文暗記+リスニング」の勉強をして、英文を習得し、それが修了したら、上の学年、その上の学年の(コミュニケーション)英語教科書を先取りしていきます。高2のコミュニケーション英語教科書まで習得すれば、準2級には十分です。

 「和訳+音読」時に※スラッシュ訳をしっかり練習します。そうすれば、英語を読んだ順番に、そして聞いた順番に理解できるようになるので、英文を速読できるようになり、リスニング理解度も飛躍的に上がります。

 ※スラッシュ訳:3~5ワード前後の意味のまとまりで、前から前から訳す方法。

(2)英文解釈書:※英文解釈の技術を習得することで、英文が文法的に理解できないとき、理解のきっかけになります。勉強法は【英文解釈】参照。

 大学入試・英検・TOEICに英文解釈は必須なので、高校生のみならず、全英語学習者に英文解釈は必須です。「英文解釈の技術100」シリーズが最もオススメです。

 ※英文解釈:大学入試等に出る、難解で理解しにくい英文を網羅的に載せた”英文解釈書”で、英文にSVOCMを振り、和訳を書くトレーニング。

英文解釈の技術100」シリーズ(桐原書店)
英文解釈教室」シリーズ(伊藤和夫著、研究社)
英文読解の透視図」(研究社)
ポレポレ英文読解プロセス50」(西きょうじ著、代々木)
基本からわかる英語リーディング教本」シリーズ(薬袋善郎著、研究社)
「横山雅彦の英語長文がロジカルに読める本
」シリーズ(中経出版)

(3)過去問:英検1~2ヶ月前から過去問を解いて問題に慣れていきます。

 過去問は以下の問題集で良いでしょう。英検公式サイトにも数回分、載っています。

英検準2級 過去6回全問題集」(旺文社)
英検準2級過去問集」(9回分収録、教学社)

6.2.過去問リーディング勉強法

【過去問リーディング勉強法】

(1)解く:時間通り解き、全部解けなければ延長して解きます。それぞれ、別々に点数化できるように印を付けておきます。延長して解いた方が良いのは、時間を掛けたらどこまで解けるか知るためです。

 意味が分からない英単語熟語、文法的に分からない箇所には印を付けておきます(復習はそこを重点的に行います)。

(2)解答解説を読み、理解します。

(3)間違いの原因と対策を書く:英文を読めなかった原因・問題を解けなかった原因を探し、それを毎回ルーズリーフに書きます。そうすることで、自分の弱点と補強策がはっきりします。

【英検準2級過去問リーディング|分からない英単語が12個、文法的に分からない箇所が6箇所、対策:「英単語ターゲット1400」を全部暗記、英文法問題集を5周する】

(4)習得する:和訳+音読+英単語熟語暗記

 ①和訳+音読:スラスラ和訳でき、しっかり理解しながらスラスラ音読できるようにします。音読法は【英語勉強法(1-2)具体的音読法】参照。

 意味を取り違えていた箇所・意味が分からなかった箇所・文法的に理解できなかった箇所には印を付け、そこを重点的に訳せるようにします。

 過去問の英文を音読することで、英検の英文に慣れ、初見の英文も速く読めるようになります。音読の効果は【音読の効果】参照。

 ②英単語熟語:意味が分からなかった重要英単語熟語は自作英単語帳に書き、暗記します。

 ③英文法:文法的に分からなかった箇所については、スーパーステップ 中学英文法 1-3年」「総合英語 Evergreen」などの英文法参考書で調べて理解します。

(5)3回解く:習得するのと並行して、「過去問6回分以上×3回以上」解いて、問題に慣れていきます。

7.ライティング対策

7.1.ライティング問題

英検準2級のライティング(英作文)は以下の2つです。

(1)Eメールへの返信(目安は40〜50ワード)
(2)自由英作文(意見陳述:目安は50〜60ワード)

7.2.ライティング教材

(1)中学英文法例文暗記:英作文を書くためには、英文法例文を暗記する必要があります。中学英文法の例文をスラスラ英作文できるという方を除いて、まずは中学英文法の例文集を※瞬間英作文(下記)で暗記していきます。

 例えば、英作文で「私は富士山に2回登ったことがある(現在完了形の経験を使う)」と書きたくても、現在完了形の例文を思いつかなかったら書けないですし、例文を思いつけば書ける可能性が高まります。

スーパーステップ 中学英文法 1-3年」(くもん)
例文でしっかり身につく 中学英文法108」(学研)
キク中学英文法」(アルク)
世界一覚えやすい 中学英語の基本文例100」(角川)

(2)高校英文法例文暗記:英語が超得意な高校生を除いて、例文数が300程度の例文集がオススメです。ほとんどの方は500~700以上の例文は全部覚えられません。

耳から覚える英語例文集」(例文数315:駿台)
「英作文基本300選」(駿台)
大学入試英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」(約130例文:ピアソン桐原)
大学入試 英作文バイブル 和文英訳編 解いて覚える必修英文100」(Z会)

(3)和文英訳のトレーニング:英文法例文を暗記した後、いきなりEメールや自由英作文を書くのはハードルが高いので、可能なら、先に、以下のような教材で和文英訳(日本語文を英訳する練習)をするのがオススメです。

大学入試英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」(ピアソン桐原)
大学入試 英作文バイブル 和文英訳編 解いて覚える必修英文100」(Z会)
大学入試 短期集中! 合格英作文 1和文英訳編」(旺文社)

(4)英検準2級英作文(Eメール・自由英作文)教材

 実際に書くのは過去問が最適です。「英検準2級 過去6回全問題集」や英検公式サイトの過去問、【英検サイト】のEメール問題のサンプル問題・解答例等を使います。

 しっかり準2級ライティング対策をしたい場合は、以下のような問題集を使っても良いでしょう。

英検準2級ライティング問題」(旺文社)
英検準2級ライティング完全制覇」(ジャパンタイムズ出版)
英検準2級の英作文・面接をゼロから7日で攻略する本」(角川)

7.3.過去問ライティング対策

【英検準2級過去問ライティング(英作文)勉強法】

(1)書く

 ①自力で書く:いきなり英語で書くのが難しかったら、日本語で書き、それを英訳します。

 ②英作文の型を意識する:英検の意見陳述には明確な型があります。

 例えば、「I think~~. I have two reasons. First,~~.Second,~~.For these reasons, I believe ~~.」等。型を意識し、使うことで、よりスムーズに書けるようになります。

 ③推敲する:一度書いたら、読み返して、文章構成や内容は大丈夫か、文法的ミスがないか、スペルミスがないか等をチェックし、書き直します。

(2)添削:書き終わったら、模範解答を見て自己添削します。

 また、できれば、ChatGPT、もしくは英語の先生などに添削してもらいます。

(3)完成版の解答を作る:模範解答を参考に、模範解答の文章構成を使い、ChatGPTや英語の先生などの助けを借り、何度も書き直して、自分の完成版の解答を書きます。

(4)模範解答・自作解答を丸暗記する:丸暗記の仕方は【1日10回音読×10日】。

 10以上の模範解答・10以上の自作解答(合計20解答以上)を丸暗記すると、どう書けば良いか、だんだん分かってきます。

(5)大量に書く

 ①20回以上書く:以上の作業を「1問3回×10問」以上、行います。

 ②毎回違った内容で書く:同じ問題を2回目以降に書くときは、(丸暗記した)模範解答・自作解答を参考にはしますが、毎回違った内容で書きます。発想力を鍛えるためです。

(6)間違いの原因と対策を書く:ライティング問題でも、間違いの原因と対策をルーズリーフに書きます。

【英検準2級過去問ライティング|正答率約50%、難しかった、英文法ミス2箇所、スペルミス3ワード、対策:「耳から覚える英語例文集」の例文暗記今20%⇒全部暗記、土日に過去問を1つずつ書く】

ChatGPT:有名なAIチャット(文字によるやり取り)サービスで、基本的には無料で使えます。すでに米司法試験合格レベルの能力があるとされ、英文添削・日⇔英翻訳能力は非常に高いレベルで、要約・英文の文法的解説・似た意味の英単語のニュアンスの違い等、今まで英語の先生・ネイティブに訊く必要のあったことは、ほぼChatGPTで事足ります。

7.4.瞬間英作文

瞬間英作文とは、10~15ワード程度の短い英文を暗記するための方法です。詳しくは【瞬間英作文】参照。

【瞬間英作文:2回口頭和訳⇒英文を7回音読⇒暗唱⇒瞬間英作文(日本語を見て英語を即答する)⇒言えたら次へ、言えなかったら「音読⇒暗唱⇒瞬間英作文」⇒全部⇒週10周】

8.リスニング対策

8.1.リスニング教材と勉強法

英検準2級リスニング対策で使うべき教材と勉強法は以下の通りです。

(1)中3~高2コミュニケーション英語教科書(+ガイド)

 ①英文習得:普段は、上記のように「和訳+音読+英単語熟語暗記+例文暗記+リスニング」の勉強をして、英文を習得し、毎日10分程度、リスニングをしていきます。

 「和訳+音読」時にスラッシュ訳(上記)をしっかり練習していれば、聴いてすぐ意味が分かるようになります。

 ②シャドーイング:シャドーイングとは「※テキストを見ながら(慣れたら見ずに)、英語音声を聴き、それを完全コピーして約0.1秒遅れて発音する」練習です。シャドーイングをすることで、リスニング能力とスピーキング能力を同時に鍛えることができます。

 ※正確に言うと、テキストを見る方法をオーバーラッピング、見ない方法をシャドーイングと言います。

 英語教科書のリスニングとシャドーイングを1日おきに10分ずつ練習するのがオススメです。

(2)過去問:英検1~2ヶ月前から「英検準2級 過去6回全問題集」を解いて習得していきます。

8.2.英検過去問リスニング問題を解ける勉強法

英検のリスニング問題を解けるようにするには、以下の3つのトレーニングが有効です。詳しくは【リスニング習得法】参照。

(1)音声知覚:英語音声中の英単語熟語・音声変化を聴き取れるようにする。
(2)意味理解:聴いて意味が分かるようにする。
(3)問題:リスニング問題を解けるようにする。

8.3.過去問リスニング勉強法

ここでは過去問について書きますが、過去問に限らず、英検準2級リスニング教材は同じように解き、習得していきます。

【過去問リスニング勉強法】

(1)解き方

 ①時間通り通して解く:できるだけ、1回分の過去問を、時間通り、通して解きます。その際、音声や意味が聴き取れなかった問題・解けなかった問題・自信がない問題に印を付けておきます。

 ②解き直す:通して解いた後、解けなかった問題・自信がない問題の聴き取れなかった箇所を5~10回聴き、解き直します。

 解けたら、もしくは、これ以上聴いても分からないと判断したら、解答解説・スクリプト(英語原稿)を見ます。

 ③印を付ける:時間通り解いた場合と延長の場合で、両方の点数の違いが分かるように、延長して解けた問題の回答欄には別の印を付けておきます。

(2)自己採点する:解答解説・スクリプト・日本語訳を見て自己採点します。

(3)リスニングの習得:音声や意味が聴き取れて、問題もスムーズに解けた問題以外は、以下の習得を行います。詳しい習得法は【リスニング習得法】参照。

 ①音声を聴き取れるようにする:スクリプトを見て、音声が聴き取れなかった英単語・フレーズに印を付け、その箇所を5~10回聴いて、聴き取れるようにします。

 ②意味を聴き取れるようにする:音声を聴き取れるようにした後、スクリプトの、意味が聴き取れなかった箇所にも印を付け、5~10回聴きます。

 それでも意味が聴き取れない箇所・英文については、音読をすれば意味が分かるようになるので、以下の音読を行います。

 ③100回音読:10回聴いても意味が分からない問題の英文を、意味がスラスラ理解できて、音声以上のスピードで音読できるまで、30~100回前後音読します(回数は英文難易度次第)。音読の詳しい方法は【英語勉強法(3)英語音読法】参照

【「スラッシュ訳で3回口頭和訳+5回音読」×6~20日】

 しっかり理解しながら30~100回以上音読すると、読んで意味が分かるようになるだけでなく、(日本語に訳さず)英語のまま理解できる部分が増えます。

 そういう英文の音声を20~30回以上リスニングすると、聴いて理解できるだけでなく、英語のまま理解できる部分が増えていきます。

 ④スラッシュ訳:和訳+音読するときにスラッシュ訳をしっかり練習すれば、英語を読んだ順番に、聴いた順番に理解できるようになるので、英文を速読できるようになり、リスニング能力が飛躍的に上がります。

 ※スラッシュ訳:3~5ワード前後の意味のまとまりで、前から前から訳す方法。

 ⑤シャドーイング:リスニングと平行して20~30回以上※シャドーイングすると、リスニングだけの時より、リスニング能力・スピーキング能力が上達しやすくなります。

 ⑥英文法:文法的に分からない箇所があれば印を付け、総合英語」(英文法参考書)で調べたり、英語の先生・ChatGPT等に聞いて理解します。

 ⑦習得の目標:「英検準2級 過去6回全問題集」の6回分の音声と意味を余裕で聴き取れるようにし、問題をスラスラ解けるようにします。

(4)間違いの原因と対策を書く

 問題を解けなかった原因を探し、対策を考え、それを毎回ルーズリーフに書きます。そうすることで、自分の弱点と補強策をはっきりさせます。

【英検準2級過去問〇〇年リスニング|(No.1~5)聴き取れなかった英単語5個・音声変化4個、意味が分からなかった箇所4つ・英単語3個、(No.6~10)~~、■対策:「英検準2級 過去6回全問題集」のリスニング問題から週5問を50回音読する、「絶対『英語の耳』になる!リスニング50のルール」で音声変化を習得する】

8.4.リスニング上達法

リスニング能力を上げていくには、まずは「聴ける(=聴いて意味が分かる)英文を増やす」ことが必要です。

中3~高2コミュニケーション英語教科書の音声や「英検準2級 過去6回全問題集」の全リスニング問題を聴ける(聴いて意味が分かる)ようにすれば、同じ英文は英検に出ませんが、同じ英単語熟語・英文法は出ますから、重なる部分については意味が分かる可能性が高まります。

これはリーディングでも同じで、中3~高2コミュニケーション英語教科書の英文や過去問6回分の長文を読める(読んで意味が分かる)ようにすれば、同じ英文は英検に出ませんが、同じ英単語熟語・英文法は出ますから、重なる部分については意味が分かる可能性が高まります。そのために、上記のように習得していくのです。

9.面接(スピーキング)対策

9.1.面接問題を集める

英検公式サイトに準2級のバーチャル二次試験(流れを解説するアニメ)があり、本番の様子を明確にイメージすることができ、有用です。英検公式サイトにはサンプル問題+解答もあります。その他、「英検準2級 過去6回全問題集」にも面接問題があります。

それで不足を感じたら、英検準2級用問題集に面接問題や動画が付いているものがありますので、それも活用します。

10⽇でできる︕ 英検準2級 ⼆次試験・⾯接 完全予想問題」(動画付き、旺文社)
英検準2級の英作文・面接をゼロから7日で攻略する本」(角川)

9.2.英検準2級面接

【英検準2級面接(スピーキング)対策勉強法】

(1)バーチャル二次試験:英検公式サイトのバーチャル二次試験を何度も見て感覚をつかみます。

(2)面接に習熟する

 ①問題を用意する:英検公式サイトや「英検準2級 過去6回全問題集」の面接問題など、スピーキング問題を5問以上用意します。もちろん多い方が良いです。

 ②自力で話す:できれば、初回は自力で話してみます。自分がどのくらいできるか知るためです。

 これで結構話せれば、下記を練習しながら、用意した問題を5~10回ずつ練習します。

 ③解答を書く:各問題について、英語で解答を書いてみます。英語が難しければ日本語で書いてから英訳します。

 スピーキング問題なのに書くのは、書かないと内容が適切か、文法的に正しいかなどをチェックしにくいからです。

 ④完成版の解答を作る:模範解答を参考に、またできればChatGPTを活用して自己添削します。もしくは、塾や学校の英語の先生や親御様に添削してもらいます。

 それを元に書き直し、添削してもらう、という作業を繰り返し、自分で納得できる内容・英文に仕上げます。

 ⑤模範解答・自作解答を丸暗記する:丸暗記をすることで、どう書けば(話せば)良いか、だんだん分かってきます。丸暗記の仕方は【1日10回音読×10日】。

 ⑥面接の練習:書いて丸暗記した内容を元に、面接の一連のプロセスを、自分で、もしくは親御様や英語の先生に手伝ってもらって、5~6回以上練習します。

 ⑦1問×3回以上書いて練習する:以上の作業を、1問当たり3~5回、繰り返します。

 毎回違う内容を書くようにします。そうすることで発想力が磨かれ、本番で応用が利くようになります。

 ⑧10回以上練習する:用意した問題全てで同様に行います。10回分(数問×各3~5回)以上の「模範解答+自作解答」を丸暗記し、それぞれ3回以上練習したら、スムーズに話せるようになるはずです。

(3)間違いの原因と対策を書く:面接でも、間違いの原因と対策をルーズリーフに書きます。

【英検準2級過去問3面接|正答率約50%、難しかった、覚えた内容しか出てこない、対策:模範解答の丸暗記を週1つ暗記、練習10回分以上行う】

9.3.英会話

英検2級、準1級や将来のことも考えて、日頃から、あるいは夏休みなどの長期休暇や英検の2~3ヶ月前から、英会話の授業を受けるのは良い選択です。その際、以上の面接の練習も行ってもらいます。

(1)フィリピン英会話・オンライン英会話

 アメリカの植民地であったフィリピンの大学教育はほとんど英語で行われているため、エリートは英語が堪能です。また、フィリピンには高給の産業が少なく、日本に比べて物価・給料も驚くほど安いため、日本や韓国の英語学校がフィリピンに進出し、エリートを雇用し、非常に安価なオンライン/オフライン英会話スクールを運営しています。

 月額5000~6000円で毎日1レッスン(25分)受講可能なスクールや、月額7000~1万円前後で毎日回数無制限に受講できるスクールもあります。

(2)AI英会話アプリ

 AI英会話スピークバディAI英会話Speakなどの、月額2000~3000円前後で使える、AIと英会話できるアプリがあります。AIも日々進歩しており、AI英会話アプリもかなり有用です。

10.終わりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

あなたの健闘を祈ります。

【2回目の挑戦で、英検準1級に合格することができました!】

Mさん(社会人、TOEIC680~690点、東京都)

【6月:1回目】

オンラインで英検準1級の結果がわかりました。残念ながら不合格でした。点数はreadingが750点中580点、Listeningが750点中572点、Writingが750点中551点でした。総合点は2250点満点中1703点。合格ラインは1792点です。あと89点取れば合格でした。コメントには、「惜しい結果でした。一次試験合格まであとわずかです!」とありました。

予想通りの不合格でしたが、思っていたよりも良かったです。特にWritingの点数が高かったのには驚きです。先生に言われ、必死に型や解答例を暗記したかいがありました。

最初はあんなに意味不明だったReadingでこんなに点数が取れたのは、先生の長文対策が功を奏したのだと思います。本当にありがとうございました。ただListeningで思ったより点数が取れなくて残念でした。次回10月7日の英検を受験して今後こそ合格を狙います! 

おそらく英検の合格ラインは600点ラインだと思われます。なのでReadingはあと20点、Listeningは28点、Writingは49点必要になります。Writingは次回満点を目指したいですね。先生のご指導のもと、順調にレベルアップしております!!

【10月:2回目一次試験】

2回目の挑戦で、無事英検準1級一次試験に合格することができました!

初めて準1級の過去問を見た時は、あまりのレベルの高さに合格は非常に難しく、合格もかなり先のことになるかもしれないと思っていましたが、幸運にも二回目で合格できてとても嬉しいです。

20日後の二次試験(スピーキング)も合格できるよう過去問で流れを知り、十分対策を練ってから試験に臨みたいと思います。

今後は英検1級過去問6回分のテキストを使用して勉強を進めて頂きたいと考えています。今の自分のレベルでは1級合格は非常に厳しいと思いますが、1年以内の合格を目指します。

【11月:2回目二次試験】

おかげ様で英検準1級の二次試験に合格し、無事英検準1級に合格することができました。

二次試験では英語のナレーションが時間切れで最後まで終えることができずかなり減点されましたが(15点中9点)、Q&Aではほぼ満点に近い点数(20点中18点)を取ることができました。アティチュードは満点(3点)を頂きました。ずっと目標にしていた英検準1級を、好成績で取ることができてとても嬉しいです。

先生に教えて頂くようになってからまだ1年も経っていませんが、ここまで目に見える形で上達できたことは、本当に先生のご指導のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。今後は英検1級合格への指導をよろしくお願いします。

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