目次
1.創賢塾の勉強法・記憶法指導法
1.1.理解と記憶とコツ
創賢塾では成績アップに直結する記憶の仕方と勉強のコツを指導します。
勉強には【理解と記憶】があります。また、勉強する際、もしくは応用問題を解く際には【コツ(技術)】が必要です。
この【理解と記憶とコツ】のうち、記憶の仕方と勉強のコツの指導を創賢塾では行います。
例えば、
・2000英単語を120時間(1日1時間で4ヶ月)で記憶する方法
・英語長文を短期間で得意にする方法
・古文や漢文の成績を一気に上げる方法
・数学や理科の問題集のマスターの仕方
・社会の膨大な情報を効率よく記憶する方法
などをお教えしています。
1.2.理解
勉強する際にまず問題になるのは『理解』です。
数学の問題が解けないとき、解説を読んで『理解』する。英文法の解説を読んで『理解』する。あるいは先生に教えてもらって『理解』する。
この『理解』の部分は学校や塾、家庭教師など、どこでも教えてくれます。あるいは問題集や参考書の解説はこの『理解』がほとんどを占めます。
『理解』の部分の教育は今の日本ではほぼ十分と言って良いでしょう。
1.3.『記憶の方法』教育の欠如
では『記憶』に関してはどうでしょうか。
あなたの先生は英単語帳に収録されている2000英単語を完全に覚えるまでの『効率的な記憶方法』を教えてくれていますか?
書くのか、聴くのか、言うのが良いのか? 何回? どういう周期で何回復習すれば覚えられるのかを、覚えるまで指導してくれる人はいますか?
数学の問題集を短期間で効率よくマスターする方法、つまり、どのくらいの期間で1回目を終えた方がよいか、復習を何回、どういう周期で行ったら全問題を最も効率よくマスターできるのか、幾つかに分割して学習すべきか、などを誰か教えてくれましたか?
世界史や日本史の膨大な量の項目を記憶する方法や、社会の論述問題の解答をどう覚えるかを教わっていますか?
このような『記憶』の教育を受けている人は多くないのが現状です。
また、数学や英文法の問題集、英単語集に「その問題集のマスターの仕方、記憶の仕方、復習の周期や回数」が書かれている例はほとんどないでしょう。それはまるでそういう情報は知っていて当然とされているかのようですが、高校生で知っている生徒は数少ないでしょう。
私が受験生のとき、学校の先生方、通っていた塾や予備校の先生方は、『理解』については教えてくれましたが、『記憶の方法』についてはほぼ全く教えてくれませんでした。また、それは自分で考えるものだと漠然と思っていました。
この状況は私の生徒や様々な情報を見る限り、今でもほとんど変わっていないようです。
しかし、本当に大事なのは、英単語の小テストを毎週課すことより、1冊の英単語帳を全部覚えるための記憶の方法を教え、記憶するまで指導することなのではないでしょうか?
では、なぜ先生方はこの『記憶の方法、勉強の仕方』を教えないのでしょうか?
それは、かつての私と同じく、『先生方も効率的な記憶の方法・勉強の仕方を知らない』からでしょう。知っていれば教えるはずですから。
では実際に記憶を定着させるにはどうしたらよいでしょうか。
1.4.復習5回
記憶の原理から言うと、「1回目に何時間かけたかではなく、何回復習したか」で定着率が違います。
例えば100個の英単語をトータル2時間で覚えるとき、
(a)「1日2時間かけて記憶し、その後復習しない」より、
(b)「1日20分かけて覚え、同じ100個を6日連続で覚える」方が記憶に定着します。
1回目に時間をかけ、エネルギーを注いで覚えても、それは「短期記憶」に入ったに過ぎませんから、数日~十数日で忘れてしまいます。その結果、2回目にやる頃にはたいてい多くを忘れていて、
「私は記憶力がないんだ。どうやったら暗記できるのか分からない」
という結果になりがちです。
では、覚えた内容を、短期記憶(数日で忘れる記憶)から長期記憶(忘れない記憶)に移すにはどうしたらよいのでしょうか?
それが「復習(繰り返し)」です。
復習回数は個人の記憶力や科目によって異なりますが、少ない場合で3~4回、多いと10回近く必要になる場合もあります。多くの人が5回前後は必要になることから、目安を「復習5回」にしています。
ただし、本当は、回数というより、「瞬間的に反応できる状態(下記)」になるまで復習を繰り返すのが正しい勉強法です。
1.5.「復習5回」は最も時間効率がよい勉強法
「復習5回」と言うと、「復習するのは時間がもったいない」「復習するんだったら先へ進んだ方がいい」「復習する時間があったらどんどん多くの問題に当たった方がよい」と考える人がいますが、これらは大きな間違いです。
まず第一に、復習は時間がかかりません。例えば数学の問題集の1回目に2週間28時間かかったとして、2回目は約半分の14時間前後で済み、3回目はその半分の約7時間、4回目はその半分とどんどん短くなるのです。5~7回復習する頃にはほとんどの問題は、見たら解き方が即座に分かる状態になります。これを「マスター」と言うのです。
第二に、復習しないと「出来ない問題は出来ないまま」になります。その日に1回復習して出来るようになったとしても、数日~2週間もすれば忘れて出来なくなります。「出来ない問題は出来ないまま」ということは、「実力、成績が上がらない」ことを意味します。
問題集をする目的は、
「出来ない問題を出来るようにすること」にあります。
「出来ない問題が出来る」ようになれば、実力が上がるからです。そして、
「出来ない問題を出来るようにする」最も効率の良い方法が、
「同じ問題を復習すること」なのです。
復習せずに次の問題、次の問題と進んでいった場合、出来なかった問題を集中的に復習して出来るようにしないため、出来ない問題は出来ないまま放置される可能性が高くなります。「同じパターンの別の問題が出てくるからそれを解けばいい」と考えても、実際にはそれより「出来ない問題をその都度出来るように集中的に復習する方が効率が良い」のです。
1.6.成績を上げる勉強のコツ
勉強の仕方、応用問題の解き方には明らかに「コツや技術」があります。
例えば、英単語を2000ワード収録している英単語集を、「120時間(1日2時間なら2ヶ月)で10周してほぼ完全に記憶できる」効率的な記憶法を当塾では指導していますが、ほとんどの人はそれと同等以上に効率の良い方法を自力で発見できず、独力で試行錯誤しながら進めていっているのが現状でしょう。
数学の場合には、1回終えるのに3ヶ月も4ヶ月もかかるような問題集の場合、2回目に取りかかるときには1回目のことはほとんど忘れているので、1回目と同じくらい時間がかかってしまい、いつまでもその問題集をマスターできないことになりがちです。
それを避けるには、全体を幾つかのパートに分け、2週間で終えられる分を1つのパートにし、第一パートが2週間で1回目を終わったら、即復習に入り、2週間で5周して「全問題について、見たら解き方が即座に分かる状態」にすればよいのですが、なかなかこれも実行できていないでしょう。
これらの勉強のコツや技術も【5教科勉強法指導コース】で指導して習得してもらいます。
2.全教科共通の効率的勉強法・記憶法
2.1.「瞬間的に反応できる状態」を作る
これは「問題集・単語集のマスター方法」です。
数学・物理などの数学系科目では、「その問題集の全問題について、問題を見たら、即座に解き方のプロセスが言える状態」になるまで5~10周します。
英文法・英語読解・古文・理科・社会の問題集では、「問題を見て瞬時に答えが思い浮かぶ、訳が分かる」まで5回は復習します。
英単語記憶では、当該英単語帳の全英単語について、「英単語を見たら即座に日本語訳が言え、逆(日本語訳⇒英単語)も瞬間的に言える状態」まで5~10周繰り返します。英熟語や古文単語も同じです。
英語・古文・漢文の読解では、「イメージしながら音読して、スラスラ読んでスラスラ意味が分かる状態」になるまで、30~100回音読します。
「瞬間的に反応できる状態」になれば、それだけ深い記憶になり、忘れにくくなるのです。
問題集は5回は繰り返すことを前提とするため、定評があり、かつできるだけ「薄い」問題集を選ぶことをオススメしています。
2.2.リーズニング(理由づけ)
選択肢問題を解く際、誤肢が間違っている理由を、全ての誤肢について口頭で言います。
英語・国語などの記述問題では、なぜその回答が正解になるのかの「理由・根拠」を口頭で言います。
この「理由づけ・根拠を言うこと」をリーズニングと言います。これは根拠をもって答える訓練になります。これを継続的に行うことで、常に、何となく答えるのではなく、根拠をもって答えることが出来るようになり、また根拠を意識的に探すようになります。こうすることで正答率が高まります。
根拠を持って答えることが「論理的思考」の重要な要件なので、リーズニングにより、論理的思考力が培われます。
2.3.まとめる
私が受験生の時、日本史の膨大な内容を、教科書を読んだり、問題を解いていくことでは覚えられなかったので、教科書と参考書をまとめていきました。かなり時間はかかりましたが、自分でまとめることで記憶に定着し、偏差値も50前後から65を超えるようになりました。
世界史や日本史などで、一般的な方法、例えば、教科書を何度も読む、一問一答式の問題集で覚える、穴埋め問題集(書き込み教科書)で覚える、問題集を解いて覚える、などで覚えられる人はそれでやればよいと思います。しかし、それでなかなか記憶が定着しない、論述問題に対応できない人は、まとめるのも一つの有力な方法です。
私が指導しているまとめ方は、「教科書を一問一答式にまとめる」方法です。語句や年号だけでなく、流れや事件の背景など、およそ入試で問われそうな内容(5W1H)は全て一問一答式の問題にしてまとめていきます。
さらに、教科書が終わったら、問題集や過去問に取り組む必要がありますが、これも、知らない、出来なかった問題は全て同じまとめ帳にまとめていきます。模試も同じです。こうして、全ての情報を一つのまとめ帳にまとめるので、情報に漏れがなくなります。後から内容を追加していくので、ノートはルーズリーフを使います。
まとめることの利点は、まとめる過程で集中して考えるので、まとめるだけでかなり深く記憶してしまう点です。そして自分の文章は他人が書いた文章より覚えやすいので、まとめた内容を覚えるのがかなり簡単なことです。
まとめることの欠点は、時間がかかることです。よって、定期テスト対策では私はまとめることを推奨していますが、受験では膨大すぎて挫折する可能性が高いので、市販の一問一答問題集を使うよう指導しています。
まとめるのは、社会だけでなく、理科の記憶項目や言葉の定義、数学の公式などでも有効です。
創賢塾のホームページに書かれた勉強法をいち早く習得したい高校生のために【5教科のテスト勉強法を習得する3ヶ月自宅集中セミナー】【長期勉強法コース】を開講しています。【高校生用:講座・セミナー一覧】はこちら。関心ある方はご参照ください。
3.英語の効率的勉強法・記憶法
英語の実力を上げる鍵は「音読」と「瞬間英作文」にあります。
音読を50~100回することで、その英文を脳に深く刷り込むことができ、リーディングやリスニングが大きく進歩します。具体的には、英文中の英単語・熟語・文法・構文等を全て習得することができ、英語を英語の語順のまま、日本語に翻訳することなく理解することができるようになるので、英語回路の基礎ができ、読むスピードが速くなります。また、音読の上級トレーニングであるシャドーイング(聴きながらの音読)をすることで、英語の語順で聴くことができるようになり、リスニングが上達します。
瞬間英作文とは「短文暗唱トレーニング」のことで、「英語の短文の日本語訳を見て英文を瞬間的に言うトレーニング」です。瞬間英作文により英文を数百~数千文を覚えることで初めて「使える英語」を身に付けることが可能になります。
つまり、音読と瞬間英作文をすることで、英語の4つの技能、「読み、書き、聴き、話す」能力が満遍なく上達するのです。
音読と瞬間英作文をする際には英文を「理解」する必要がありますが、そのためには十分な量の英単語・英熟語・構文・文法を記憶しておく必要があります。このうち、英単語と英熟語については、当塾では2000語を120時間で記憶できるクイック・レスポンス法を指導しています。
また、構文と英文法については、「英文ごと音読し、瞬間英作文で記憶する」ように指導しています。そのほか、英語長文をスラスラ読めるようになる方法など、英語総合力を高める勉強法・記憶法を当塾ではスカイプで教えています。
4.数学や物理などの数学系科目の効率的勉強法・コツ・技術
4.1.薄い定評ある問題集を5回復習する
数学系の科目での注意点は、数学が特に得意な人以外は、厚めの問題集は避けて、薄めの定評ある問題集を選び、5回は復習することです。
厚めの問題集だと復習しづらく、いつまでたっても終わらない危険があるからです。
4.2.解法暗記⇒徹底的に考える
数学の解き方は二つあります。一つは解けるまで30分でも1時間でも時間の限り粘る方法、もう一つは5~10分考えて、解けないと思えばあっさり諦め、「解法を暗記する」方法です。解法とは、解答に書いてある全プロセスではなく、解答の要点、ポイント、使うべき公式などのことです。
前者は数学的思考力を発達させる良い方法ですが、時間がかかるのが難点です。後者はいち早く数学のパターンや考え方を吸収できるので、時間効率がよい方法です。
成績をはやく上げたい受験生の場合には、まずは1~2冊を「解法暗記」の方法でマスターし、受験に必要なパターンを必要十分な量習得した後、じっくり考える方法も取り入れていけばよいでしょう。問題が解けない理由の大半は「知識不足(問題の解き方のパターンを知らない)」ためなので、まずは解き方のパターンを記憶してから、じっくり考えた方が効率的です。
5.古文の効率的勉強法・記憶法
古文の文章をスラスラ読んで理解できるようにするために必要なことは、(1)古文単語の記憶、(2)文法のマスター、(3)品詞分解、そして(4)完全に理解した古文の文章を20~50回音読してスラスラ読めるようにし、そういう文章を30~50文蓄積すること、です。
5.1.古文単語記憶
古文単語の記憶には、英単語を効率的に記憶できるクイック・レスポンス法が使えます。600個の古文単語をトータル40~50時間で記憶できます。
5.2.古典文法
文法をマスターするには、文法問題集を5回程度復習すると共に、その問題集に出てくる例文を20~50回前後音読することが役立ちます。音読することで文法が定着します。
5.3.品詞分解
品詞分解を完璧にできるようにトレーニングしている人はあまりいないようです。しかし、品詞分解ができないと古文の文章を正確に理解することができません。多くの受験生が古文を苦手にしているのは品詞分解がきちんとできないからです。
品詞分解をマスターするには、1ページ程度の古文文章10個を、完全に正確に品詞分解できるまで5回でも10回でも繰り返すことです。20~30時間で完成します。品詞分解は面倒ですが、20時間我慢すれば古文が分かるようになるのです。やらない手はありません。そして品詞分解した文を使って次の音読をしていきます。
5.4.古文の音読
古文を音読をしている人はまだ稀でしょう。しかし、音読をしなくて、どうやって古文を読めるようになるというのでしょうか。単語記憶や文法問題集を終わったら、すぐに問題演習に入る人がいますが、問題集や過去問を解こうと思っても、肝心の文章が読めない、意味が曖昧なら、問題を解く以前の基礎がない状態です。
古文も英語と同じ語学なので、習得法は基本的に同じです。品詞分解し、構造や内容を完全に理解した文章を何回も読んで、「スラスラ読める文章を一つずつ増やす」のが、最も効率的な方法の一つです。そうして30~50個の文章をスラスラ理解できるようになれば、初見の文章でも理解できるようになります。
このあと、問題演習に入ればよいでしょう。
6.漢文の効率的勉強法・記憶法
漢文の場合には、古文の勉強が進んでいれば、勉強するべきことは少なく、容易に成績を上げることができます。
(1)漢文の句法(文法)問題集を5回ほど繰り返して記憶します。
(2)文法問題集に載っている全ての短文や文章を完全に理解した上で、20~50回音読します。
(3)その後に解く問題集や過去問も、問題を解くと共に音読を徹底していきます。
こうしていけば、瞬間的に漢文を理解できる体質が出来上がります。
7.社会の効率的勉強法・記憶法
7.1.社会は「マンガ10周+教科書10周+一問一答問題集10周」で覚える
社会の内容をまとめている人はいると思いますが、これは受験ではやめた方が得策です。日本史や世界史の定期テストでは「まとめる」ことが記憶の大きな助けになりますが、大学受験では500ページもあるような教科書を丸ごと覚えないといけないので、まとめるのは時間がかかりすぎるからです。
では日本史や世界史はどうしたらいいかというと、「マンガ10周+教科書10周+一問一答問題集10周」すれば覚えられます。
まず、歴史マンガを10~20周読むと、歴史の流れや人物・事件の概要を頭に入れることができます。次に、教科書を1章ごとに10周音読すると、7割くらい頭に入ります。すぐに一問一答問題集の同じ章を10周音読すると、細かい事項を覚えることができます。こうして1章ずつ「教科書10周⇒一問一答問題集10周」し、最後まで行ったらすぐに全体の2周目に入り、あとは時間の限り周回し続けます。10周ほどすればたいていの人は8割以上覚えることができます。
7.2.社会の論述試験対策
私が受験時代、日本史の論述試験対策には頭を悩ませました。論述試験対策で有名な問題集を買ってきてやっていたのですが、その本に載っていたのは約100題。解答は結構長く、50~400字前後の模範解答が載っていました。
「はて、これをどうするか」。
解答を覚えるのか? しかし、自分の記憶力では覚えられるわけもなく、しかも、解答を覚えたからといってその問題が出るわけでもない。結局、まとめを始めてから論述の内容も記憶していけたので、その問題は解決しましたが、私の生徒には、より効率的な論述問題対策方法を教えています。
それは、「解答の骨子を覚える」ことです。模範解答中にキーワードが3~20個ぐらいあるので(解答の長さにより個数は異なる)、それをまず覚え、解答を5回ほど読み、それを元に自力で解答を書く、解答を見て修正する、キーワードを覚える、ということを繰り返していくのです。こうすれば、限定された記憶力の人も効果的な論述対策をすることができます。
8.理科の効率的勉強法・記憶法
物理や一部の化学のような数学系の分野では、数学のやり方がそのまま応用できます。
生物や化学のような記憶が中心の分野では、社会で述べた「まとめ」が有効です。
9.終わりに
以上が当塾で教えている【効率的勉強法】の一端です。当塾で教えている勉強法の中には、独力ではなかなか思いつかない記憶方法、一人ではなかなか続かない勉強方法もかなりあると思われます。
そこで、当塾ではスカイプ(インターネット無料電話)を使って、自宅から受講できる勉強法のコースを開講しています。数ヶ月受講すれば、勉強の仕方が分かり、自分でできるようになる方法が大半なので、3~6ヶ月で勉強法コースを卒業される方も多いです。そして、3ヶ月も続ければ結果として出てきます。
このコースでは、勉強法や記憶法だけでなく、計画表の立て方と毎週の進捗管理、問題集を相談して選ぶ、メンタル的な相談など、受験に成功するためのトータルなコーチングも、必要に応じて行います。
ただし、英語と現代文は家庭教師的な「理解」の部分の指導は行いますが、他の科目は「勉強法&記憶法」の指導になります。
創賢塾のホームページに書かれた勉強法をいち早く習得したい高校生のために【5教科のテスト勉強法を習得する3ヶ月自宅集中セミナー】【長期勉強法コース】を開講しています。【高校生用:講座・セミナー一覧】はこちら。関心ある方はご参照ください。
【数学の成績が上がった】
Yさん(高校3年生、京都府)
3か月ほど前(2年生の1月)に、個別指導(駿台個別)の数学の先生に言われて共通試験の過去問の数学を解いてみました。結果、数学Ⅰ+A、Ⅱ+Bともに7割ほどでした。その先生は今の段階でこの点数が取れるのはなかなかいい調子だと言ってくれました。
ここまで数学の成績が上がったのは創賢塾で教えてもらった口頭再現法などの勉強法のおかげです。数学だけでなく、ほかの科目の成績も、例えば、
コミュ英語:15点(平均49点)⇒59点(平均48点)、
論理表現:16点(同49点)⇒62点(同48点)、
数学II:42点(同55点)⇒30点(同30点)、
数学B:25点(同58点)⇒49点(同53点)、
古典:35点(同64点)⇒77点(同67点)、
物理:15点(同40点)⇒46点(同29点)、
化学:43点(同62点)⇒95点(同70点)、
地理:27点(同61点)⇒50点(同63点)などに上がりました。
高校に入学してからの私は何を勉強してよいかわからず、成績も悪いままで、無気力になっていました。そんな私に勉強のやる気を起こさせてくれたのは創賢塾でした。だから、私にとって創賢塾との出会いはチャンスだと思います。
このような大事なチャンスを手に入れた以上は志望校合格に向け一生懸命努力していこうと思います。
【口頭再現法で数学偏差値が上がっています】
Nさん(高校1年生、茨城県)
数学で、口頭再現法を教えていただいたことによって、難しい問題の解き方をその場で暗記することができるようになりました。
復習も、言われたとおり、毎週できるだけやるようにしたら、前回の河合塾模試で63を取ることができました。偏差値は今までより8くらい上がっています。ありがとうございます。
【音読で成績爆上がり!】
Yさん(高校2年生、海外、早稲田大学進学)
3月の学年末テストに向けて、徹底してやったのが音読でした。
音読で本当に点数が伸びるのか?理解できているのか?
先生の授業を受け始めて初めての定期テストだったので、実は半信半疑でした。
古文や漢文は訳を繰り返し音読することで、テスト前には頭の中に訳だけではなく、内容もしっかり入っていました。今までよりも確実に準備が整っている感覚でした。
毎回平均点に届かなかった英語は、3教科(コミュ英、英表、時事英語)全てで平均点越え!(コミュ英21点、英表26点上昇)。
それどころか時事英語は94点(前回60点)で、80人中7位(前回64位)を取ることができました。
先生から教えていただいた通り、和訳と音読をひらすら繰り返した結果です。既習の内容を頭に叩き込んだことで、初見の長文に時間をかけることもできました。
学年末は合計点でも150点ほど上がり、学年17位(過去最高。前回50位)になり、評定も軒並み上がりました。
「まだ実力がついたわけではない」という先生の冷静な言葉で、娘は浮かれそうになった気持ちをグッと引き締め、次の実力テストに向かっています。